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『ワイルド・スピード』シリーズ、ブライアンと本当のお別れへ…ヴィン・ディーゼルが示唆

ポール・ウォーカーさんが演じたブライアン・オコナー - 画像は『ワイルド・スピード SKY MISSION』より
ポール・ウォーカーさんが演じたブライアン・オコナー - 画像は『ワイルド・スピード SKY MISSION』より - Universal Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 人気カーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズは、5月19日公開の第10弾『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』、そして第11弾をもって完結することになっている。主人公ドミニク役のヴィン・ディーゼルが完結編の展望について Total Film に語った。

【動画】ポール・ウォーカーさんも登場『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』予告編

 『ワイルド・スピード』シリーズのもう一人の主人公、ブライアン・オコナー役のポール・ウォーカーさんは、2013年に交通事故で死去。撮影途中だった第7弾『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)はポールさんの弟たちを代役として雇い、彼らの顔をデジタル技術でポールさんの顔に置き換える形で作品を仕上げ、ブライアンは生き続けているという設定でその後のシリーズは進んでいる。

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 シリーズのプロデューサーでもあるヴィンは、「2013年のあの時、世界は彼を失ったことに苦しんでいて、スタジオは“ブライアン・オコナーを生き続けさせる”という勇敢で正しく大胆な決断をした」と当時の対応は間違っていなかったとコメント。ただ、シリーズ完結にあたっては、ブライアンをこのままにしておくべきではないと考えているようで、「これはネタバレではないのだが、俺はブライアン・オコナーに本当の意味でさよならを言うことなしに、このサーガを終えることなど想像できなかった」と明かしている。

 第10弾『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』の予告編にもブライアンが登場しているが、これは回想場面であり、第5弾『ワイルド・スピード MEGA MAX』からのシーン。『ファイヤーブースト』でメガホンを取ったルイ・ルテリエ監督は、同作には同シーン以外にブライアンの登場はないと語っており、“ブライアンとの別れ”は第11弾でのことになりそうだ。(編集部・市川遥)

『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』予告 » 動画の詳細
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