ナム・ジュヒョク、入隊前最後の主演ドラマ「ビジランテ」Disney+で独占配信へ
入隊中の韓国の人気俳優ナム・ジュヒョクが主演を務めるドラマ「ビジランテ(原題)」が、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」にて、2023年下期に独占配信されることが決定した。
【画像】話題となったドラマ「二十五、二十一」のナム・ジュヒョク
本作は、韓国発のデジタルコミック「Never WEB」でも人気の高い、キム・ギュサム原作の漫画「ビジランテ」を実写ドラマ化したもの。主人公は、幼い頃に母親を殴り殺されてしまったキム・ジヨン。軽い判決により出所した犯人を恨み続けたジヨンが、犯罪を繰り返している者をターゲットに復讐していくさまを描くダークスリラーだ。
主人公ジヨンを演じるのは、「スタートアップ:夢の扉」「二十五、二十一」など話題作への出演が続くナム・ジュヒョク。3月に入隊し、入隊前最後の主演ドラマとなった。本作では、187センチの長身を生かしてダークヒーローという役柄に挑戦した。
主人公キム・ジヨンは、警察学校に通う成績優秀な学生。学校のスター的存在のジヨンは、幼いころに目の前で、母親が見知らぬに殴り殺されてしまい、以降その事件の残像が頭から離れずにいる。何度も犯罪を繰り返す人間や、犯した罪に比べて軽罰で済んだ犯罪者たちが簡単に釈放される法制度に対し、ジヨンは私的制裁を決心する。
母親を殺した犯人が釈放され、後を追ったジヨンは、その男がまたもや誰かを襲っているところを見つけ捕まえることとなる。同様に、犯罪を繰り返す犯人たちをターゲットに復讐を続けるうち、メディアや警察の注目を浴びるように。警察学校に通いながら得た知識を駆使して、法で裁くことのできなかった人間たちを暴力によって復讐を果たしていくダークヒーローとなったジヨンを、市民たちは「ビジランテ」と呼ぶようになる。
また、「ビジランテ」を何としても阻止しようと追跡する刑事チョ・ホン役をユ・ジテ(「ペーパー・ハウス・コリア」)、「ビジランテ」の呼び名をつけた財閥の副社長であるチョ・ガンオク役をイ・ジュニョク(「その年、私たちは」)、ジヨンの行動を暴露してスクープとして報道するテレビ局員チェ・ミリョ役をキム・ソジン(『ザ・キング』)が担う。(編集部・梅山富美子)