暴行容疑で逮捕の『アントマン』カーン俳優、契約解除
暴行とハラスメントの容疑で逮捕された映画『アントマン＆ワスプ：クアントマニア』征服者カーン役のジョナサン・メジャースが、マネージメント会社 Entertainment 360 から契約を解除されたと、Deadlineが独占で報じた。
メジャースは現地時間3月25日、米・ニューヨーク州でガールフレンドとみられる女性に暴力をふるったとして逮捕。被害者は頭や首を負傷し、病院へと搬送された。メジャースの弁護士は無罪を主張しており、被害者は事件後、メジャースの逮捕は誤りであり、自らにも非があることを認めるテキストメッセージを本人に送っていたことが明らかになっている。
同サイトによると、契約解除は今回のメジャースの振る舞いが問題であるという。また、メジャースはPR会社との契約も打ち切られたほか、5月開催のメットガラへの出席も白紙となってしまった。
今後のマーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）で重要な存在となる悪役・征服者カーンを演じるメジャースは、すでにドラマ「ロキ」シーズン2の撮影を終えており、『アベンジャーズ』シリーズ第5作『アベンジャーズ：ザ・カーン・ダイナスティ（原題） / Avengers: The Kang Dynasty』にも出演予定。同サイトは、マーベルがメジャースを解雇する話は一切出ていないと伝えている。（編集部・倉本拓弥）