『すずめの戸締まり』終映決定!ブラッシュアップ版の特別上映開始
アニメーション映画『すずめの戸締まり』が5月27日に劇場公開の終映を迎えることが決定した。
“最後の戸締まり上映”と題し、5月12日から27日の期間は、今後発表される予定のBlu-rayとDVDのためにブラッシュアップされた本編が上映される。細部までリテイクされた特別版を映画館の大スクリーンで先行体験できる貴重な機会となる。さらに、入場者プレゼントとして、映画公開後に発表された「おかえりなさいビジュアル」がデザインされた「感謝の戸締まりポストカード」が全国40万名限定で配布される。
新海誠監督による、日本各地区での舞台あいさつも実施予定で、終映日となる5月27日には、原菜乃華、松村北斗も登壇する文字通りの“最後の戸締まり舞台あいさつ”が全国で同時生中継される。
本作は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語。昨年11月11日に全国420館(IMAX41館含む)にて公開され、4月26日までの公開167日間で、観客動員1,095万人、興行収入145.2億円を突破した。(今井優)
新海誠監督コメント
映画のここまでのロングランを支えてくださった観客の皆さまに、心より感謝いたします。おかげさまで『すずめの戸締まり』はとても遠くまで届いた作品となりました。この映画の制作中は、「震災から12年後」も「コロナ後の世界」も、それが確かに訪れるとは確信が持てない遠い未来でした。それでも日々の生活は逞しくもしつこくも続き、すずめも(我々も)今も光の中をなんとか生きています。得難い奇跡です。