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アニメ大好き『クリード』マイケル・B・ジョーダン、念願の来日!「はじめの一歩」舞台に「これはヤバい」

ファンの大歓声に迎えられたマイケル・B・ジョーダン
ファンの大歓声に迎えられたマイケル・B・ジョーダン

 俳優のマイケル・B・ジョーダンが17日、後楽園ホールで行われた『クリード 過去の逆襲』ジャパンプレミアイベントに出席、大の日本アニメファンであるマイケルは、大好きな「はじめの一歩」の聖地巡礼を果たし、歓喜の声をあげた。

【画像】マイケル・B・ジョーダン「はじめの一歩」聖地に大感激!

 本作は、『ロッキー』シリーズでロッキー・バルボアと激闘を繰り広げたアポロ・クリードの息子、アドニスを主人公に据えた大ヒットシリーズの第3弾。マイケルが主演と監督を兼任し、スポーツ映画史上初めてIMAXカメラを導入。封印していた過去と対峙(たいじ)するアドニスのファイトを迫力の映像で描き出す。

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 この日の会場は“ボクシングの聖地”後楽園ホール。会場にはおよそ300人の熱狂的なファンが集結し、会場を熱気が包み込む中、赤いスーツを身につけたマイケルが来場すると会場からは大歓声。「アイ・ラブ・ユー!」など、歓喜の言葉にマイケルも思わず笑顔となった。

 そしてその後はファンサービスの時間に。サインや写真撮影などにも気さくに応じたマイケルは、予定された時間をすぎても、ひとりひとり丁寧にファンサービスを実施。そんなマイケルの姿に、ファンからも「マイケル」コールや、「ユー・アー・セクシー!」「アイ・ラブ・ユー」など、いろいろな言葉が飛び交った。

 ファンサービスを一通り終えたマイケルがリングに戻ると、会場からは熱い「MBJ」コールが。その様子を見たマイケルは「皆さんの応援が熱くて感動してしまいました!」と感激の表情を見せると、「10年間、日本に来たいと思っていて。やっと日本の地を踏むことができました。日本滞在中は日本の文化を吸収して帰りたい。この映画は3年かけて作った映画だけど、特に日本には、ストーリーテラーとして、役者として、そして監督として影響を与えられた地なので、その地で皆さんに観ていただけることがうれしいです」とあいさつ。

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 聖地・後楽園ホールのリングに立ったことに「特別な聖地に立つことを許可してくれてうれしく思っていますし、リスペクトの気持ちとともに、ここに立っています」というマイケルは、「そして自分の作品が、これほどまでに日本にインパクトを与えられているんだなと実感しました。何よりここは『はじめの一歩』の舞台のひとつだということで、これはヤバいなと思いました」と笑いながらも、「日本にとって歴史のある場所に立つことができて、本当に光栄です」としみじみ付け加えた。

 そのほか「アオアシ」「ブラッククローバー」「ハイキュー!!」「ブルーロック」など大好きなアニメ作品は数多く、日本のアニメに多大なる影響と、愛情を感じているというマイケル。「どこを聖地巡礼したい?」という問いかけに、「やはりここ。大好きな『はじめの一歩』の聖地に立っている。まさに今が聖地巡礼をしている瞬間なんだなと思います」と笑顔を見せた。

予定時間をすぎても熱烈ファンサービス!マイケル・B・ジョーダン

 本作では、主人公アドニスが、隠し続けた暗い過去に立ち向かう。そんな物語に、「自分にとってはオリジンの物語。そのためには過去に戻る必要があった」というマイケルは、「なぜアドニスはこういう人間になったのか、テーマとしては赦(ゆる)しということがあります。感情をうまく言葉にできないと、どうなるかということを描いています。血がつながっていても、いなくても、家族というものがいかに大事かということ。そしてアンダードッグストーリー、負け犬のキャラクターの物語を描きたかった」とコメント。

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 全米でシリーズ最高のオープニング興行収入を上げ、『ロッキー』『クリード』サーガ史上最高の興収を更新する大ヒットを記録。そのことに「本当に言葉にならないくらいうれしい。これが脚本なら、こんな最高の脚本はないというくらい」と切り出したマイケルは、「これからもストーリーを語り続けて、いろいろなものをつくっていきたいという気持ちを新たにしました。僕は人間が大好き。だからバックグラウンドが何であろうが、人と人をつなげることができたら最高です」と笑顔で付け加えた。

 そしてこの日は、ボクシング元世界チャンピオンの薬師寺保栄飯田覚士西岡利晃山中慎介ら名だたるレジェンドも集合。彼らの絶賛コメントを聞いたマイケルは、「うれしい言葉です。ライアン・クーグラー監督と1作目を作ったとき、本物のボクサーが『本格的だ』と思うような映画を目指していたので、本当に光栄」と感激の表情を見せた。(取材・文:壬生智裕)

映画『クリード 過去の逆襲』は5月26日より全国公開

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