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『ワイルド・スピード』新キャラ誕生のカギはファンク!イザベル女優、役づくりでプレイリスト作成

『ワイスピ』新キャラクターを徹底解剖!『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』単独インタビュー(イザベル&エイムス編) » 動画の詳細

 映画『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(公開中)に登場する新キャラクター・イザベルを演じたダニエラ・メルキオールが、映画の舞台であるイタリア・ローマで単独インタビューに応じ、音楽を用いた独自の役づくりについて語った。

【動画】『ワイルド・スピード』新キャラ・イザベル&エイムスを徹底解剖!

 『ワイルド・スピード』シリーズ第10弾にして、最終章の幕開けとなる本作。『ワイルド・スピード MEGA MAX』でドミニク(ヴィン・ディーゼル)が倒した麻薬王の息子・ダンテ(ジェイソン・モモア)が、10年越しの復讐を果たすべくファミリーを追い詰める。イザベルは、ドムがブラジルで出会うストリートレーサーで、彼の過去に深く関係する人物だ。

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 ポルトガル・リスボン出身のダニエラは、ジェームズ・ガン監督のDC映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)でラットキャッチャー2役に起用されてハリウッドデビュー。同じくガン監督が手がけたマーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(公開中)にも出演するなど、着実にスター街道を歩んでいる。

 当初監督に就任していたジャスティン・リンからオファーがかかった時は、「信じられなかったです」と語るダニエラ。「ジャスティンとZoomミーティングをしたのですが、とても気さくな方でした。私を気に入ってくれて、いろいろ意見を出し合いました。言っていいかどうかわかりませんが、彼はすでにイザベルの未来についても考えていて、私も『よし、やりましょう』とノリノリでした」

 もともとブラジル文化が大好きなダニエラは、イザベルを演じることが楽しみだったそうで、「イザベルのルーツを探るために、Spotifyでプレイリストを作成しました。イザベルはブラジル人なので、私もブラジル文化に浸って、ブラジルの貧困街出身のキャラクターを構築するために、どの歌手からインスピレーションを得たらいいのか考えました」と独自のアプローチで役づくりを行った。

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 特にダニエラが聴いていたのはブラジリアン・ファンクだ。「ファンクはストリートな感じでカッコよさもあります。映像資料を観なくても、音楽を聴くだけで、イザベルが髪をかき上げたり、腕を腰に当ててボスのような風貌を見せたり、力強い女性であることが想像できました。音楽を聴いた後はタトゥーを探し、全てを組み合わせてキャラクターを見つけました」

 ストリートレースシーンの撮影は「自信がみなぎって、カッコいい気分になれました」と大満足のダニエラ。「私の車が360度回転するシーンを実際の速度より遅めに撮影したのですが、最高にクールな体験でした。この話は今後も語れるし、将来子供ができたら、話してあげるのも面白そうです」と振り返っていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

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