橋本愛、スーパーガール声優に決定!『ザ・フラッシュ』監督も絶賛「理想通りの声」
橋本愛が、DC映画最新作『ザ・フラッシュ』(6月16日全国公開)に登場するヒーロー、スーパーガールの日本版声優を担当することが明らかになった。発表にあわせて、日本語吹替版予告編も公開。さらに、監督のアンディ・ムスキエティから、日本版声優陣への感謝と絶賛のコメントも寄せられた。
本作は、エズラ・ミラー演じる地上最速のヒーロー、フラッシュ/バリー・アレンの活躍を描いたアドベンチャー大作。両親を救うため、タイムループして過去を改編してしまったフラッシュが、その行動によって生じた世界の危機に、もう一人の自分と共に立ち向かう。
橋本が声を担当するスーパーガール(サッシャ・カジェ)は、歪みが生じた世界でフラッシュが出会う、スーパーマンと同じクリプトン星人の女性。過去を変えたことでスーパーマンもワンダーウーマンもアクアマンもいなくなってしまった世界において、フラッシュが頼れる最強のヒーローだ。
アニメーション映画への参加経験はある橋本だが、実写映画の吹替は初挑戦。スーパーガールの魅力について「一言で言うならば“強さ”。超能力などそういったこともありますが、気持ちの強さだと思います。カーラ(スーパーガール)は過去が詳細に描かれていないので、自分の中でも自由に膨らませて解釈した部分があって、その上でカーラに対するリスペクトや愛する気持ちなど確固たるものが築けました。故郷との別れ、家族や大切な人との別れを経験しながら大事な人を守るという彼女のエネルギー、強さ、愛情、優しさを感じ取って頂けると嬉しいです」と語っている。
ムスキエティ監督によると、本作のスーパーガールは「フラッシュとバットマンに並ぶとても重要なキャラクター」だといい、事前にボイステストの音声をチェック。「声質やトーンを聞いた瞬間に橋本さんの声が役にピタリとハマりました。理想通りの声を持つ橋本さんにこの役を引き受けていただけて大変幸せです」と絶賛の声を寄せており、橋本も「あれでよかったのかな、と終わった後に反省していたところもあったので、すごくホッとして救われたような気持ちです。生身のカーラを間近で見てこられた方だからこそ、自分の声を受け入れてくださり本当に嬉しいです」と安堵している。
さらにムスキエティ監督は、日本版声優を務める、細谷佳正(フラッシュ役)、山寺宏一(マイケル・キートン版バットマン役)、小原雅人(ベン・アフレック版バットマン役)も絶賛。まずは、フラッシュ役の細谷に対して「本作のバリー(フラッシュ)は今と過去の2バージョンの演じ分けが必要で、非常に高い演技力が必要です。エズラ・ミラーのフラッシュを知り尽くしている細谷さんが声優として本作に参加してくれて大変心強いです」とメッセージ。
また、キートン版バットマンを担当する山寺に向けては「バットマンのレジェンドであるマイケル・キートンの嬉しいカムバック、そして、マイケル・キートン、日本でバットマンを何度も演じているレジェンドである山寺さんに本作でもバットマンを演じていただき大変光栄です!」とコメントし、ベン・アフレックのバットマンを演じる小原にも「この役を誰よりも理解してくれている小原さんが声優として本作に参加してくれること、フィルムメーカー全員大変心強く思っています」と厚い信頼を寄せている。(編集部・入倉功一)