実写版『リトル・マーメイド』木村昴が歌う「アンダー・ザ・シー」ミュージッククリップ公開

　ディズニーの名作アニメーションを実写化した映画『リトル・マーメイド』（6月9日公開）から、セバスチャン役の声優・木村昴が歌う「アンダー・ザ・シー」のプレミアム吹替版ミュージッククリップが公開された。

【動画】木村昴が歌う『リトル・マーメイド』吹替版「アンダー・ザ・シー」

　本作はアンデルセン童話「人魚姫」をディズニー風ミュージカルに仕立てた、1989年の名作アニメーション映画の実写版。「アンダー・ザ・シー」は、ハワード・アシュマン（作詞）とアラン・メンケン（作曲）が制作し、第62回アカデミー賞で歌曲賞を、第33回グラミー賞で最優秀楽曲賞を受賞した名曲としても知られている。

　木村が声を担当するカニのセバスチャンは、アリエルの父トリトン王に仕える執事長。陸で出会った王子に恋をして「海から出たい」と願うアリエルを引き留めようと、「海の世界は最高だ！」と伝えるセバスチャンの歌と明るい海の映像は、観る者をワクワクさせる仕上がり。アリエルもコーラスで参加しており、吹替版でアリエルの声を担当する豊原江理佳の声が陽気なカリブ音楽に華を添えている。

　同じ楽曲でも、編曲、アレンジを少し新しくしているという本曲について、木村は「自分なりに解釈して、よく知っている“アンダー・ザ・シー”ながらも、新鮮さを出せたらと意識して歌わせていただきました。聴いていただければ海の中の素晴らしさがみなさまにも伝わるかと思います！」とコメントを寄せている。

　本作では、「アンダー・ザ・シー」や、アリエルが歌う「パート・オブ・ユア・ワールド」という名曲に加えて、アラン・メンケンと、ブロードウェイミュージカル「イン・ザ・ハイツ」などのリン＝マニュエル・ミランダがコラボレーションしたオリジナルの新曲が3曲あることも発表されており、吹替版声優たちの歌声にも注目だ。（編集部・入倉功一）