大河ドラマ「光る君へ」で吉高由里子が“五節の舞”に挑戦
吉高由里子が主演を務める大河ドラマ「光る君へ」（2024年放送）の撮影が本格始動し、吉高が“五節の舞”の撮影に挑んだ。
大河ドラマ第63作となる本作は、千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書きあげた紫式部を主人公に、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を描く。大石静が脚本を手掛け、伊東敏恵アナウンサーが語りを担当する。
5月28日に京都市内でクランクインした後、岩手県奥州市内で6月2日から7日まで撮影が行われた。紫式部（まひろ）が“五節の舞”に出席し、姫たちとともに舞を披露する場面など、若き日のまひろのシーンが撮影された。
撮影に際し、吉高は「いままで演じてきた時代設定とくらべ、平安時代は世界観がはるかに異なるので、新鮮な気持ちで撮影に臨んでいます。今回のロケでは“五節の舞”という神事を舞う場面を演じたのですが、とても優美な風景でまるで自分も平安時代にワープしたかのような引き込まれ方をしました」とコメント。
本格的に撮影が始まったことについて「この時代を舞台に演じる機会は、一生に一度あるかないか。私も初めての経験なので未知の世界に踏み込むことになりますが、キャスト・スタッフ含め、1人1人の連帯感を大切にこの作品をますます輝かせていけたらいい なと思っています」と意気込みを語った。（今井優）