「らんまん」高藤の妻・弥江役は?梅舟惟永に注目
神木隆之介が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土、総合・午前8時~ほか)。凛とした佇まいが印象的な高藤(伊礼彼方)の妻・弥江を、梅舟惟永(うめふね・ありえい)が演じている。
弥江は、第43回(5月31日&6月1日放送)の演奏会で夫である実業家・高藤に同行して初登場。続く第44回(6月1日放送)では、高藤に鋭い視線を向ける場面もあった。高藤は弥江について「妻だが、親が決めた話で、恋心を抱いたことはない」と第48回(7日放送)で断言。「それは弥江も承知してる」と言って、寿恵子(浜辺美波)に「人生のパートナーとして迎えたい」と告白していた。
9日放送の第50回では、寿恵子に呼び止められ「奥様はダンスは踊られないのでしょうか? 高藤様と踊るのでしたら、私よりも奥様の方が……」と問われた弥江。複雑な表情で「……今更」と物悲しげに吐き捨てたシーンが話題になった。
そんな弥江を演じる梅舟は、1988年1月1日生まれ、東京都出身の35歳。早稲田大学法学部卒業。演劇ユニット「ろりえ」の旗揚げメンバーで、数多くの舞台や映画、ドラマ等で活躍中。朝ドラは「梅ちゃん先生」「なつぞら」にも出演。現在放送中のTBS金曜ドラマ「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」にも出演している。
「らんまん」は、日本の植物学の父といわれる牧野富太郎をモデルとしたオリジナルストーリー。激動の時代の中で、ただひたすらに愛する植物と向き合い続けた槙野万太郎(神木)の波乱万丈な生涯を描く。脚本は、劇作家・脚本家の長田育恵が手掛けている。(清水一)