暗闇から“ナニか”が忍び寄る…『IT』スティーヴン・キング原作『ブギーマン』公開決定
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』『ミスト』『ミザリー』などの名作を生んだホラー作家、スティーヴン・キングの小説を映像化した新作映画『ブギーマン』が8月18日から日本公開されることが決定し、暗闇に潜む恐怖を映し出す予告編とポスタービジュアルが公開された。
ブギーマンとは、欧米を中心とした民間伝承における姿なき恐怖の総称で、子供たちにとっての「こわいもの」を象徴する存在。キングが言い伝えを基に書き上げた、短編小説の映画化となる。
母親の突然の死から立ち直れずいる女子高生の姉セイディと9歳の幼い妹ソーヤー。セラピストである父親もまた、妻を失った悲しみに打ちひしがれ、娘たちと向き合うことができずにいた。そんな心に穴の開いたバラバラの家族に、得体の知れない“ナニか”が忍び寄る。
姉のセイディ役は『スター・ウォーズ』ドラマ「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」への出演で話題を呼んだソフィー・サッチャー、妹ソーヤー役には同じくドラマ「オビ=ワン・ケノービ」で幼き日のレイアを演じた天才子役ヴィヴィアン・ライラ・ブレアを起用。父親のウィルを『AIR/エア』などのクリス・メッシーナ、さらに、謎の患者レスターを、映画『アントマン』シリーズなどのデヴィッド・ダストマルチャンが演じる。
監督は、ロックダウン中の恐怖を描いたホラー『ズーム/見えない参加者』で話題を呼んだロブ・サヴェッジ。製作には大ヒットドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」を手掛けるショーン・レヴィら敏腕プロデューサーがそろった。(編集部・入倉功一)