スパイダーマン宿敵、R指定で実写映画化!『クレイヴン・ザ・ハンター』予告編が初公開
米ソニー・ピクチャーズが展開する『スパイダーマン』ユニバース(SSU)最新作となるR指定映画『クレイヴン・ザ・ハンター(原題) / Kraven the Hunter』(10月6日全米公開)の初となる予告編が現地時間19日、同社の公式YouTubeチャンネルで公開された。
【動画】『クレイヴン・ザ・ハンター(原題)』予告編(一部、残虐描写あり)
『ヴェノム』『モービウス』に続く本作は、スパイダーマンの宿敵クレイヴン・ザ・ハンターを実写化。原作コミックでのクレイヴンは、スパイダーマンを狩ることに執念を燃やすハンターで、秘薬によって強化された身体能力と、五感を駆使して彼を追い詰めた。実写版では、マーベル・スタジオ映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のクイックシルバー役などで知られるアーロン・テイラー=ジョンソンが同役を務める。
映画で描かれるのはクレイヴンのオリジンストーリーと見られており、予告編にはライオンの血液を取り込み超人化したクレイヴンや、幼少期の姿も登場する。また、本作はシリーズ初のR指定映画として製作されているため、クレイヴンが傭兵の顔を噛みちぎるなどの残虐描写も一部含まれている。
映像ラストには、映画『アメイジング・スパイダーマン2』でも実写化されたヴィラン・ライノの登場を予告するカットも。同作のライノはサイ型アーマーだったが、『クレイヴン・ザ・ハンター(原題) 』では人間態から変身するビジュアルになりそうだ。さらに、無数の蜘蛛がクレイヴンに迫る描写も差し込まれており、スパイダーマンとのリンクを暗示しているのかも気になるところ。
メガホンを取ったのは、『マージン・コール』などのJ・C・チャンダー監督。クレイヴンの父親をラッセル・クロウが演じるほか、アリアナ・デボーズ、フレッド・ヘッキンジャー、アレッサンドロ・ニヴォラ、クリストファー・アボットらが共演に名を連ねる。(編集部・倉本拓弥)