藤森慎吾、トランスフォーマー役で吹替挑戦 製作者から「日本最高のコメディアン起用」とリクエスト
オリエンタルラジオの藤森慎吾が、映画『トランスフォーマー』シリーズ最新作『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(8月4日公開)の吹替版声優に決定した。シリーズの大ファンだという藤森は、ポルシェに変形する初登場の若きトランスフォーマー・ミラージュの声を担当。字幕版では人気コメディアンが同役を務めていることから、映画製作者から「日本の最高のコメディアンを起用する」というリクエストがあり、藤森に白羽の矢が立った。
【動画】藤森慎吾、中島健人らの声入り!『トランスフォーマー/ビースト覚醒』吹替版予告編
『トランスフォーマー/ビースト覚醒』は、実写映画新シリーズの幕開けを飾るアクション大作。オプティマスプライム率いるオートボットが、人間の青年ノア(アンソニー・ラモス)や、地球に身を潜んでいたビースト戦士たちと共に、あらゆる星を丸呑みする最大の敵・ユニクロンに立ち向かう。吹替版にはすでに、中島健人(ノア役)、仲里依紗(エレーナ役)、玄田哲章(オプティマスプライム役)、子安武人(オプティマスプライマル役)の参加が決定している。
藤森が声を当てるミラージュは、主人公ノアの相棒的な存在となる新トランスフォーマー。意図せず出会ってしまったノアを乗せて、ニューヨークでカーチェイスを繰り広げるなど、次第に人間との絆を深めていく。本国では、人気コメディアンのピート・デヴィッドソンがミラージュ役を務めている。
過去にポルシェに乗っていたこともあった藤森は、「(「トランスフォーマー」は)最初の作品からずっと好きでした! 車が好きなので格好良いと感じていましたし、男の子のワクワク心をくすぐる作品という印象だったので(吹替出演が決まり)めちゃくちゃ嬉しかったです」と喜びをにじませる。
「きっとチョイ役だろうな、それでも嬉しいな」という気持ちだった藤森は、「いただく資料が増えていくにつれて、登場量の多いキャラクターだと分かり……ブルってました(笑)」とも告白。「でも、キャラクターの説明文に“トランスフォーマーには、珍しくおしゃべりで、お調子者のムードメーカー。チャラく見えるが、実はとても仲間思いい。”と僕に合わせて書いてくれたのかなっていうくらい(自分の)イメージにピッタリなキャラクターだったので、楽しく演じさせていただきました」と振り返った。
「僕もミラージュと同じ型ではないけれど一台前にポルシェに乗っていて、ミラージュとの共通点があったのも嬉しかったですね。古い型のポルシェからミラージュがトランスフォームするシーンはめちゃくちゃ興奮しました!」と続けた藤森。「ファンの方はもちろんですが、今回の作品はこの作品から観ても楽しめる作りになっていますので『今までみたことないよ!』っていう人にも(私の演じるミラージュの)“チャラ”トランスフォーマーを観るという目的でもいいので、是非観ていただきたいです!」とアピールしていた。
藤森に加えて、アニメ「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」から高木渉(チーター役)と柚木涼香(ナイトバード役)、新規キャストとしてファイルーズあい(アーシー役)、武内駿輔(ホイルジャック役)、本田貴子(エアレイザー役)、飛田展男(スカージ役)、三宅健太(バトルトラップ役)の出演も決定した。(編集部・倉本拓弥)