「どうする家康」溝端淳平が再登場!元闇落ち氏真の変化とは
松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」(日曜、総合・午後8時~ほか)の第24回(6/25放送)に、溝端淳平ふんする今川氏真と志田未来ふんする糸が再登場した。第12回ぶりの登場となった心境を溝端が語った。
兄弟のように育った徳川家康と対立し、ついには闇落ちしてしまった氏真だったが、久しぶりの登場回では、優しい表情を取り戻していた。傍らには妻の糸がおり、仲むつまじい様子だ。本編では描かれていない氏真と糸の時の流れについて、溝端は「糸は純粋無垢で以前にも増して逞しい女性になっていると想像しました。きっと夫婦が信頼し合ってることが土台にあり、ある種これが糸本来の姿だったのかなとも思います」と語る。
氏真自身についても「戦乱の世で自分に何ができるのか、今川家をどう守っていくかを必死に模索している最中で、以前より落ち着き、やっと地に足がついた考え方ができ、この時代を家康たちとは違う角度で見ている印象です」と、時の流れとともに変化した氏真を表現しようとしたという。
今回、瀬名(有村架純)と信康(細田佳央太)のはかりごとに賛同するために登場した氏真。溝端は、それに至る経緯を「セリフにもありましたが、それが父(今川義元)の願っていた理想に近かったことが第一であると思います。あとはこれまで紆余曲折ありましたが、幼馴染みである瀬名の願いでもあったからではないでしょうか」と語った。さらに、「大きなリスクを背負ってでも、氏真と家康と瀬名で義元公の理想を叶えることが、価値のあるものだと考えたのではないか」と氏真の思いを代弁した。(今井優)