18禁ハイジの仕掛け人!『マッド・ハイジ』監督、初来日決定
人気児童文学「アルプスの少女ハイジ」(著:ヨハンナ・シュピリ)をB級バイオレンスとして映画化した映画『マッド・ハイジ』(R18+指定)を手がけた、ヨハネス・ハートマン&サンドロ・クロプフシュタイン監督コンビの初来日が決定した。
『マッド・ハイジ』は、恋人ペーターやアルムおんじを奪われたハイジが復讐の鬼と化し、独裁政治でスイスを支配する大統領ら悪党を、次々と血祭りにあげるバイオレンスアクション。映画の資金(約2億9,000万円)は、世界19か国の映画ファン538人によるクラウドファンディングで集められた。
ハートマン監督とクロプフシュタイン監督は、宮崎駿&高畑勲が監督したアニメ版「アルプスの少女ハイジ」を観て育っており、日本に対して特別な思い入れがある。奇しくも、映画公開日である7月14日は、宮崎監督の最新作『君たちはどう生きるか』も初日を迎える。二人は、公開前夜の13日にヒューマントラストシネマ渋谷で実施される先行上映会に出席予定となっている。
本作は、人気声優の内田真礼(ハイジ役)と久保ユリカ(クララ役)が参加する日本語吹き替え版の製作も決定している。内田は「ブッ飛んでいる皆さんの知らないハイジになっていると思います。固定概念を一度消し去って是非アタマ空っぽの状態でご覧ください」とコメント。久保は「“正解”がひとつだとは限らない。それぞれの“答え”が必ずある。それなら『アルプスの少女ハイジ』という作品イメージだってきっとそうなんです! 覚悟して、新しいハイジに出会ってください」とアピールした。(編集部・倉本拓弥)
『マッド・ハイジ』は7月14日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国公開