来日中止になったトム・クルーズが粋なコメント発表
全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキに入ったため、急遽来日が中止になったトム・クルーズが日本のファンに向けてコメントを発表した。
トムは主演を務める最新作映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』のプロモーションのため、通算25回目となる来日を予定していたが、米国映画俳優組合(SAG-AFTRA)が7月14日午前0時(太平洋夏時間)よりストライキを実施することを決定したことに伴い、来日が中止となった。あわせて、クリストファー・マッカリー監督らも参加予定だったジャパンプレミアや舞台あいさつも中止が決定した。
そんな中、予定されていた“ジャパンプレミア全国IMAX一斉上映”(本編上映のみ)が17日に開催された。本編の上映前、スクリーンにはジャパンプレミアのレッドカーペットで生演奏をお披露目する予定だった千葉県立幕張総合高等学校のシンフォニックオーケストラ部の生徒たちによる、『ミッション:インポッシブル』のテーマソング演奏の特別映像が流れた。
さらに、トムからの特別コメント映像も公開された。この映像は、ストライキ決行直前に、日本への訪問が叶わなかったときのため、事前収録していたもの。「日本のみなさん『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』を大スクリーンと良い音響で楽しんでください。また日本に行きます。それまでは映画館でお会いしましょう」と語るトム。親日家のトムの粋な心意気が感じられる、サプライズプレゼントとなった。(今井優)