『ローグ・ワン』監督のSF大作、日本公開日が変更 人類vsAIの全面戦争映す本予告公開
映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』や『GODZILLA ゴジラ』で知られるギャレス・エドワーズ監督のSFアクション大作『ザ・クリエイター/創造者』の日本公開日が、9月28日から10月20日に変更となった。あわせて、人類とAIによる全面戦争の一端を捉えたUS版本予告が公開された。
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人類を守るはずのAIが核を爆発させた近未来を舞台に、人類を滅ぼす兵器の創造者“クリエイター”の抹殺を命じられた元特殊部隊の姿を描く本作。主人公・ジョシュアを『TENET テネット』のジョン・デヴィッド・ワシントン、『GODZILLA ゴジラ』でエドワーズ監督とタッグを組んだ渡辺謙が謎のヒューマノイドを演じる。
予告は、ジョシュアの妻・マヤ(ジェンマ・チャン)が「戦争が始まった時、彼らは守ってくれた。人間よりも優しかった」と涙ぐみながら語るシーンで幕をあける。人類とAIによる戦争が勃発してから10年、“クリエイター”の潜伏先を発見したジョシュアだが、そこにいたのは超進化型AIの少女アルフィー(マデリン・ユナ・ヴォイルズ)だった。人間のように成長していくアルフィーの姿に戸惑いつつ、徐々に絆を深めていくジョシュア。仲間から「どっちの味方だ?」と詰め寄られる姿や、AIロボットたちが二人を引き離すシーンも垣間見える。
渡辺は、映画の設定について「人間も痛みや喜びを学習し成長していく。同じ様にAIもそうやって成長した時代。人間に取って代わる気持ちが無いのに、人はそれを恐れ駆逐しようとする。ある意味、今まで世界のヒエラルキーの中で行われて来た歴史にも重なる」とコメント。「さあ、どんな仕上がりになっているのか、出演者達が一番驚く事になるのは間違い無い!」と映画の仕上がりに期待を寄せた。(編集部・倉本拓弥)