南キャン山里『劇場版シティーハンター』ゲスト声優に決定 ナンパ男役でセリフが追加
南海キャンディーズの山里亮太が、漫画家・北条司原作による人気アニメ「シティーハンター」の新作映画『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』にゲスト声優として参加することが決定した。
新宿を拠点に様々な依頼を解決する、女性に弱い超一流の始末屋(スイーパー)・冴羽リョウ(神谷明)と相棒の槇村香(伊倉一恵)の新たな活躍を描く本作。かつてリョウを蝕み、香の兄にしてパートナーの槇村秀幸を死に追いやった闇のテクノロジー「エンジェルダスト」をめぐる戦いに巻き込まれた2人の前に、リョウの育ての親・海原神が立ちはだかる。
山里が声を担当するのは、今作の依頼人・アンジーに声をかけてデートに誘う“ナンパ好きな男”役。「小さい頃から読んでいた漫画、見てきたアニメでしたので、自分がその世界に入れるということに感動しましたし、めちゃくちゃ嬉しかったです。出演の話を聞いてから、何百回と『Get Wild』を繰り返し聞いて、気持ちを作りました」と気合十分で収録に挑んだ山里は、冴羽リョウについて「男の子が思う一番かっこいい男性像だと思います。3枚目なのにいざとなったら物凄くカッコよくて、ちょっと女性に弱くて。理想のヒーローですよね」と憧れを告白する。
さらに、ファンに向けて「劇中では僕は“ナンパもの”を演じているのですが、この作品でナンパものをやるってすごいことじゃないですか? プロデューサーからも『山里さんに掛かってますから』というような、ある意味準主役級の役割を任せてもらっているようなオーラを感じました。数々のナンパばかりしている先輩たちを思い浮かべながら、役作りをして挑みました。僕の『シティーハンター』愛が伝わったのか、セリフにあるひとことを追加してもらったんです。それが何の言葉なのかは、是非劇場で…! 楽しみにしてもらいたいですね」と呼びかけている。
神谷と伊倉をはじめ、野上冴子役の一龍斎春水(麻上洋子)、海坊主役の玄田哲章、美樹役の小山茉美らオリジナルキャストが再結集。また新キャストとして、沢城みゆきが依頼人・アンジー役、関智一がリョウを狙う組織の傭兵・ピラルクー役、木村昴がその相棒・エスパーダ役、そして堀内賢雄が海原神役を担当する。
また、総監督のこだま兼嗣をはじめ、監督を竹内一義が、脚本をむとうやすゆき、制作をサンライズが務め、TM NETWORKがエンディングテーマとなる名曲「Get Wild」と共に、オープニングテーマ「Whatever Comes」を担当する。(編集部・入倉功一)
映画『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』は9月8日より全国公開