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『トランスフォーマー/ビースト覚醒』世界遺産マチュピチュの映像はほぼCGなし!絶景でのメイキング映像公開

『ビースト覚醒』ではペルーロケを敢行!
『ビースト覚醒』ではペルーロケを敢行! - (C) 2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO. (C) 2023 HASBRO

 映画『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(公開中)から、作品の舞台にもなった南米ペルーの世界遺産マチュピチュでの撮影風景を収めた、メイキング映像が公開された。

【動画】祭りも合成じゃない!『トランスフォーマー/ビースト覚醒』特別映像(マチュピチュ編)

 1994年を舞台に、司令官オプティマスプライム率いるオートボットと、ビースト戦士で構成された新勢力マクシマルが共闘する本作。主人公ノアとヒロインのエレーナが、マクシマルのリーダー・オプティマスプライマルと遭遇する密林のジャングルが、ペルー南部に位置する15世紀のインカ帝国の城砦マチュピチュだ。

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 メガホンを取ったスティーヴン・ケイプル・Jr監督は「ビーストの魅力を表現したくて、美しく神聖なペルーで撮影した」とマチュピチュを選んだ理由を語る。絶景のなかでの撮影は、一筋縄ではいかなかったようで「かなりの高地で急に雨が降る。設備もほぼゼロだから機材は手で運んだ。(遺跡を)壊したくないからね」と苦戦しながら撮影を進めた。

 標高が高いことも、キャストやスタッフにとって過酷な撮影だった理由だ。それでも、スタッフたちは歴史的名所の一つであるマチュピチュへのアクセスを許可されたことを最大限に活用するため、ドローンや新たに開発されたカメラリグを使用しての徹底的な撮影を実施。結果的に、マチュピチュの映像はほぼCGナシで本編に生かされている。

(C) 2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO. (C) 2023 HASBRO

 主演のアンソニー・ラモスは「不思議なパワーが溢れている」とロケを振り返る。現地で最初に参加したツアーのガイドから「インカの人々が存在した最後の100年間、彼らが作ったものは何一つ戦争に使われなかった」と聞いたそうで、「彼らが作った世界遺産のマチュピチュのはすべて、友情の精神のもと、お互いをサポートするためのものでした。皆が特定の仕事を持ち、その全てが命を守り、他の人々に奉仕することが目的でした。この場所には明らかに特別な何かがあります。ロボット生命体と人間がお互いに一体となる場所として、理にかなっているのです」とマチュピチュが本作において適切だったと熱弁した。

 また、ノアたちが潜入するクスコの祭りも、現地で実際に開催されていたもの。エレーナ役のドミニク・フィッシュバックは「現地の人と撮影したの。一生の思い出よ!」と笑顔で語り、ケイプル・Jr監督も「魔法みたいだ」と振り返った。(編集部・倉本拓弥)

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