『アバレンジャー』いとうあいこ、メッセージ動画でサプライズ 5人で過ごした時間「最高に楽しかった」
Vシネクスト『爆竜戦隊アバレンジャー20th 許されざるアバレ』の舞台挨拶付き先行上映会が31日、新宿バルト9にて開催され、西興一朗(アバレッド/伯亜凌駕役)、富田翔(アバレブルー/三条幸人役)、阿部薫(アバレブラック/アスカ役)、田中幸太朗(アバレキラー/仲代壬琴役)、西島未智(三条笑里役)、大友花恋(五百田葵役)、木村ひさし監督が登壇した。イベントでは、芸能界を引退し、本作に特別出演しているアバレイエロー/樹らんる役のいとうあいこからサプライズでビデオメッセージが寄せられ、会場からは大歓声が上がった。
「爆竜戦隊アバレンジャー」20年分の爆笑思い出トーク!アバレ座談会
本作は、20周年を迎えたスーパー戦隊シリーズ第27作「爆竜戦隊アバレンジャー」(2003~2004)の20年ぶりとなる完全新作。侵略者エヴォリアンとの戦いから20年が経った地球を舞台に、アバレンジャーが新たな試練に立ち向かう。
2週間前に行われた完成披露舞台あいさつ後、SNSを中心に大きな反響が巻き起こっている本作。西は「すごく喜んでくださっている方がたくさんいて、“アバレ”が届いているんだなと感じています」と喜びを口にすると、富田も「すごい声をいただいています。アバレンジャーファンの方も『絶対観に行きます』とたくさん言っていただいて、すごく嬉しいです」と笑顔を見せる。
満席となった会場を見た阿部は、序盤からすでに涙目。西や富田から「何があった? 何に感動した?」と突っ込まれながらも、「このメンバーでまた映画が出来て感無量です」と目をウルウルさせると、田中は「前回の完成披露では、監督がすごくビビっていたのですが、僕は絶対楽しんでもらえるという自信がありました」と胸を張っていた。
この日は、すでに芸能界を引退している、らんる役のいとうからビデオメッセージが届く。いとうがスクリーンに映し出され、「アバレイエロー/樹らんる役のいとうあいこです」とあいさつすると、会場からは大歓声が上がる。いとうは「20年ぶりにこの衣装を着て、アバレンジャーのみんなと現場で過ごした時間は最高に楽しかったです。この作品に参加させていただき、皆さんに観ていただけること、とても嬉しく思っています」とメッセージを寄せると、大きな拍手が巻き起こっていた。
役衣装で登壇したメンバーは、それぞれの名乗りからの変身ポーズを披露すると、会場のボルテージは最高潮に。出産直後のイベント登壇となった西島は、大盛り上がりの会場に感極まって涙を流すシーンも見られた。(磯部正和)
Vシネクスト『爆竜戦隊アバレンジャー20th 許されざるアバレ』は9月1日より新宿バルト9ほかで期間限定上映、Blu-ray&DVDは2024年3月27日発売