リドリー・スコット、『ナポレオン』4時間半版の公開希望
巨匠リドリー・スコット監督とホアキン・フェニックスが映画『グラディエーター』(2000)以来となるタッグを組んだ新作『ナポレオン』。12月に日本公開を控える同作の上映時間は2時間38分になるとされているが、スコット監督はもっと長い4時間半版の公開も希望しているのだという。Empireが報じた。
『ナポレオン』は、Apple Original Films の新作。歴史に名を刻むフランスの皇帝ナポレオンは、いかにしてその座へ上り詰めたのか。大いなる野望と驚異的な戦略思考をもって、歴史に残る数々の戦争を仕掛けた軍人ナポレオンの真の姿を、彼が唯一愛した妻ジョゼフィーヌ(『ミッション:インポッシブル』「ザ・クラウン」シリーズのヴァネッサ・カービー)との波乱万丈な愛憎関係を交えながら、壮大なスケールで描き出す。
スコット監督いわく、同作の4時間半版はナポレオンと会う前のジョゼフィーヌの人生をよりフィーチャーしたものになっており、「素晴らしい」出来とのこと。Appleがこちらも劇場公開することを希望しているのだといい、スコット監督の希望は果たしてかなうのか、注目される。(編集部・市川遥)