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「量産型リコ」最終話、リコのスコープドッグに「泣ける」と感激の声 第3弾期待するファンも

シーズン2も最終話を迎えた「量産型リコ」
シーズン2も最終話を迎えた「量産型リコ」 - (C)「量産型リコ」製作委員会2023

 乃木坂46与田祐希主演の連続ドラマ「量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-」(テレビ東京系・毎週木曜深夜24時30分)の最終話「小向リコは自由だ」が8月31日深夜に放送、与田が演じる主人公・小向璃子(与田)の思いが詰まったプラモデルが登場する終幕に、X(旧Twitter)には視聴者から「泣ける」との声が次々にあがった。(ネタバレ注意。以下、第10話までの展開に触れています)

【画像】プラモデルは自由!最終話「小向リコは自由だ」

 何事も中間値を行く“量産型”な主人公・リコ(与田)が、町の模型屋・矢島模型店で出会った、プラモデルの魅力を通じて大人になっていく本作。第10話では、大学の同期と立ち上げたスタートアップ企業「ドリームクレイジー」(略称・ドリクレ)の社長として、フードロスシェアリングサービス「ノコルナ」を軌道に乗せたリコが、矢島模型店の店主・やっさん(田中要次)の代わりに、テレビのプラモデル大会に挑む。

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 制限時間50時間で行われる大会の制作テーマは「プラモデルの可能性」。量産型の代表ともいえる、アニメ「装甲騎兵ボトムズ」のキット「HG スコープドッグ」を手に取ったリコは、自分なりのペースでプラモを組み立てていく。しかし、自分が何を表現すればいいのかをつかみきれず、大会を見守るやっさんも、「あの作品にはまだ、リコが足りてない」と一言。やがて、ライバルたちの自信ありげなコメントと迫力に、あせりを見せはじめる。

 そんなリコの背中を押したのは、スタートアップ企業支援プロジェクトで、ドリクレの仲間たちと切磋琢磨してきた日々だった。会場に駆けつけたドリクレメンバーの声援を受けたリコは、パーツを切り離したランナーも余すことなく使った、ノコルナの精神を込めた作品を生み出す。

 それは、ドリクレの仲間たちと過ごした1年を、砂漠地帯のオアシスを守るスコープドッグで表現した、エモーショナルなジオラマ。どんな人生も否定せず、誰もが無限の可能性を秘めた“量産型”であることを表現したような、最終話にふさわしい作品に過去エピソードの回想シーンが重なり、Xには「やばい! 泣ける」「最終回さすがに号泣くる」「これまでのドリクレの物語が回想される」「なんか感慨深いぞ!」などの声が相次いだ。

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 大会を終え、社員も倍になったドリクレは会社を移転することに。しかしリコは、他にもっとワクワクする道を見つけたことを見抜いた浅井(前田旺志郎)と真司(望月歩)の後押しで会社を去り、プラモ作りができる手作り総菜の店を立ち上げていた。与田が見せたキュートなカフェの店員スタイルに「店員さんリコもかわいい」などの反響を呼んでいる。

 シーズン1のキャストが前作と同姓同名だが、全く異なるキャラクターを演じる、“劇団”システムを採用し、“もうひとりの小向璃子”を描いた今回の続編。ラストはやっさんから「さて次は、どんな娘に出会えるだろうか?」というセリフが飛び出し、視聴者からは「続続編きたいしてるよ!」「またも別の世界の小向リコが見てみたい」「今度はどんなリコに会えるのかな?ってワクワクしつつの続編希望!」「次のリコちゃんにも会えるかしらん」など、早くもシーズン3を期待する声が寄せられている。(編集部・入倉功一)

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