『ゴジラ』モンスター・ヴァース実写ドラマ、11月17日配信決定 迫力のティザー予告編公開
Apple TV+は8日、ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』(2014)から始まった「モンスター・ヴァース」をベースにした新作ドラマ「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」の初となるティーザー予告編を公開し、本シリーズが11月17日に世界配信されると発表した。全10エピソードで構成され、最初に2エピソードを配信した後、来年1月12日まで毎週金曜日にエピソードが更新される。
「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」ティザー予告(英語版)
本作は、ゴジラとタイタンの戦いによってサンフランシスコが破壊され、モンスターが実在する事実が発覚した後の世界を舞台にした実写アクションシリーズ。父親の足跡をたどって、自分たちの家族と特務機関「モナーク」との関係を探る2人のきょうだいを描く。
手がかりを追ううちにモンスターの世界へと足を踏み入れた2人はやがて、陸軍将校リー・ショウの存在にたどり着き、1950年代の出来事と、半世紀を経てショウが知る事実により、モナークが脅威に直面する状況へと迫ることに。3世代にわたる物語から、隠されていた秘密と驚愕の出来事が、人類に影響を及ぼす可能性があることが明かされていく。
ティーザー予告編には、多彩な人間側のキャスト陣と共に、世界を混乱に陥れたゴジラをはじめとする怪獣たちが登場。『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)でモナークの一員ランダを演じたジョン・グッドマンの映像も登場しており、過去と現在をつなぐ物語を予感させる。
俳優親子のカート・ラッセルとワイアット・ラッセルが、物語の鍵をにぎるリー・ショウを演じるほか『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のアンナ・サワイをはじめ、カーシー・クレモンズ、渡部蓮、山本真理、アンダーズ・ホーム、ジョー・ティペット、エリサ・ラソウスキらが出演する。
最初の2エピソードで監督を務めたのは、マーベルドラマ「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン。共同開発を担当するのは、クリス・ブラックとマット・フラクション。レジェンダリー・テレビジョンが制作を手掛け、ブラック、フラクション、シャックマンと共に、セーフハウス・ピクチャーズのジョビー・ハロルドとトーリー・タネル、日本から東宝株式会社の松岡宏泰と有田武将が製作総指揮として参加する。
「モンスター・ヴァース」は、人気の高い様々な巨大生物が登場し、相互につながった物語が展開するユニバース作品。神話や伝説のモンスターが実在することを知った人々が世界のために立ち上がり、生き残りをかけて戦いに挑む姿を描く。大ヒットとなった『GODZILLA ゴジラ』、『キングコング:髑髏島の巨神』、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)、『ゴジラvsコング』(2021)に続く、最新映画『ゴジラxコング:ザ・ニュー・エンパイア(原題) / Godzilla x Kong: The New Empire』の公開も控えている。(編集部・入倉功一)