「光る君へ」柄本佑、平安時代の馬術競技シーンに挑戦!昨年秋から練習
2024年放送の吉高由里子主演による大河ドラマ「光る君へ」で、柄本佑演じる藤原道長らの打毬(だきゅう)シーンを8月22日から23日にわたって栃木県で撮影。ロケ写真及び柄本のコメントが公開された。
平安中期に、後に世界最古の女性文学と言われる「源氏物語」を生み出した紫式部(まひろ/吉高由里子)の人生を描く本作。5月下旬に京都市内でクランクイン。先月には栃木県下都賀郡壬生町で、まひろや姫たちが観戦するなか、藤原道長が親しい上級貴族とともに打毬を行うシーンを撮影した。打毬とは平安時代の馬術競技で、ヨーロッパの馬術競技「ポロ」と起源を同じくすると言われている。
本シーンの撮影に当たって柄本は昨年の秋ごろから練習を行っていたといい、「今回のロケでは現代の『ポロ』に似た馬術競技である『打毬』のシーンに挑戦しました。馬を走らせながら、同時にスティックを振り抜くことはとても難しく、昨年の秋ごろから撮影に向けて練習を積み重ねてきました。達成すべきハードルが非常に高い分、演じるうえでも、大きなやりがいを感じています。平安時代の貴族たちが実際に楽しんでいた打毬のシーンを映像で見られることが私も今から楽しみですし、男性陣が打毬のテクニックで女性たちを魅了する場面でもあるので、その雄姿を皆さまにもぜひ、ご覧いただければと思います」と撮影を振り返っている。
ロケ写真では、打毬を観戦するまひろ(吉高)、そして馬を駆りながら競技に臨む道長(柄本)の凛々しい姿が見られる。(編集部・石井百合子)