「真夏のシンデレラ」萩原利久の涙に絶賛 「それでいいの!?」ネットで心痛の声
11日に放送された月9ドラマ「真夏のシンデレラ」(フジテレビ系・毎週月曜21時~)第10話では、森七菜と間宮祥太朗演じる主人公カップルの“嫌な予感しかしない”両家の顔合わせが描かれるなか、修(萩原利久)&愛梨(吉川愛)カップルもまた危機を迎え、萩原の涙の演技に絶賛が相次いだ(※一部ネタバレあり)。
初めは江ノ島水族館のデートでいいムードだった夏海(森)と健人(間宮)。両想いになったのち、あらためて夏海に「俺と付き合ってください。これからも夏海と一緒にいたい」と正式に交際を申し込んだ健人だったが、「周りになんと言われようと全部乗り越える」「どんなことがあっても離れない」といった揺るぎない言葉とは裏腹に、夏海の家での両家の顔合わせを経て暗雲がたちこめていく展開となった。
一方、教科書やルール通りにいかない恋に悩み続けているのが修。愛梨を思えば思うほど、もはや仕事にも支障をきたすほど思いつめるようになった修が、第10話ではいまだかつてない表情を見せ、視聴者を揺さぶることとなった。
~以下、第10話の詳細に触れています~
きっかけは、愛梨が修と守(白濱亜嵐)に料理を振る舞うために修宅にやってきたときのこと。愛梨からすれば料理は建前で、理由を作って修と会おうとしていたのが、不器用な修はその気持ちに気づかない。一方、守は試験を控えた愛梨の験担ぎのためにマーガレットの花束を用意したり、料理のアシストをしたり、何においてもスマート。さらに、料理が難しいという愛梨に修は思わず「料理なんて書いてある通りにするだけだろ。なんで難しいの?」と心ない一言。手順通りに進めるのが得意な修がつい口にしてしまった一言で決して悪気はないのだが、こうした小さな失敗の積み重ねにより修はますます自信をなくしていき、ついにある決意を下した。
修の“一大決心”に「それでいいの?」「本心じゃないでしょ?」「好き同士なのに……」とネット上で心痛の声が相次いだが、とりわけ注目を浴びたのがそのいきさつを知った守が愛梨に会いに向かってからの展開。守が「愛梨ちゃんのことを幸せにしたい」と思いを告げる一方、自宅で一人机に向かっていた修はいつしか涙を流しており、ノートの文字がにじむのを見て初めて自分が泣いていることに気づく……という哀愁漂うシーン。ボロボロ涙を流す修に「修泣いてるじゃん!」「泣かないで」「私も泣いちゃう」「切なすぎる」「美しすぎる涙」と涙マークのリアクションが相次ぎ、萩原の泣きの演技に圧倒される視聴者が続出した。
そんな修とは対照的に、思わず赤面しそうなほど相手に対する気持ちに正直なのが宗佑(水上恒司)。いちずに思い続けていたシングルマザーの理沙(仁村紗和)にプロポーズともとれる言葉を告げ、大きな進展の兆し。ラストシーンでは夏海と匠(神尾楓珠)がアクシデントに見舞われるショッキングな展開となり、それぞれの恋が来週の最終回で終着点を迎えることとなる。(石川友里恵)