「VIVANT」“スネイプ社”は重大伏線だった!ポッタリアン野崎も驚き「乃木はスネイプ先生だったんだ」
堺雅人が主演を務めるTBSの日曜劇場「VIVANT」最終話が17日に放送され、第7話に登場した『ハリー・ポッター』シリーズ関連のセリフが、ドラマの重大な伏線だったことが明らかになり、SNSで話題となっている。(以下「VIVANT」最終話&『ハリー・ポッター』シリーズのネタバレを含みます)
第7話では、阿部寛ふんする警視庁公安部の野崎守がポッタリアン(『ハリー・ポッター』シリーズの愛好家)であることが明かされた。手術のため入院中のジャミーンのために、私物の『ハリー・ポッター』シリーズDVD(全8巻)を持参。主人公・乃木憂助(堺雅人)が「『ハリー・ポッター』好きなんですか?」と質問すると、満面の笑みを浮かべて「超好きだ!」と即答するほどだ。
さらに、第7話では乃木が別班任務のためバルカ共和国に入国した際、野崎に「この後ホテルでスネイプ社との商談があるので、私はここで」と伝えていた。『ハリー・ポッター』の舞台であるホグワーツ魔法魔術学校には、セブルス・スネイプ(アラン・リックマン)という魔法薬学の先生が存在しており、「ポッタリアンである野崎に向けた、乃木からの暗号なのでは?」と放送後にさまざまな考察が飛び交っていた。
最終話の冒頭では怒濤の伏線回収が行われ、乃木が野崎に送った漢文「あなたは鵜群の一鶴、眼光紙背に徹す」や「スネイプ社」は、全て乃木からのサインだったことが明かされた。スネイプ先生は、闇の帝王・ヴォルデモートとホグワーツの校長・ダンブルドアの二重スパイとして活動していた。ポッタリアンである野崎も「スネイプ先生は裏切り者に見えて、ダンブルドア校長とハリーを助けるために的に潜入していた偉大な先生」と乃木が仕掛けたサインに気づき、「乃木はスネイプ先生だったんだ!」と驚いた表情で叫んだ。
最終話スタート直後から「スネイプ先生」がX(旧Twitter)でトレンド入りしたほか、視聴者からも「スネイプ先生呼びはガチオタ」「野崎のハリポタ愛は凄まじい」といった反響が寄せられた。また、スネイプ先生がスパイである情報は、シリーズ完結編『ハリーポッターと死の秘宝PART2』で明かされることから、映画未見の視聴者が混困惑し、「ハリポタのネタバレ」もトレンド入りを果たしていた。(編集部・倉本拓弥)