柳楽優弥「ガンニバル」シーズン2制作決定 笠松将&吉岡里帆が続投、原作にない展開も
柳楽優弥主演で二宮正明の人気コミックを実写化したディズニープラス「スター」のドラマシリーズ「ガンニバル」のシーズン2制作が決定し、特別映像とビジュアルが公開された。柳楽のほか、主要キャストの笠松将と吉岡里帆が続投。完結に向けて、原作漫画にはないオリジナル要素も盛り込まれるという。
原作は、累計発行部数350万部を超えるサスペンスコミック。ある事件をきっかけに、都会から遠く離れた「供花村(くげむら)」に駐在として左遷された警察官・阿川大悟(柳楽)が、「人が喰われているらしい」との噂が流れる村の異常性に気づいていく。シーズン1は、大悟が村のとある真実にたどり着く寸前で幕を閉じたが、続くシーズン2では、供花村に隠されたすべての真実が明かされる。
公開されたビジュアルには、「これで 終わらせる すべてを」という大悟の強烈な意志を感じさせるキャッチコピーと共に、狂気さをにじませ鋭い眼光を放つ大悟の姿が描かれている。また、映像には、供花村に潜む謎の存在“あの人”も登場する。
主演の柳楽は「まずはシーズン2の制作が決まり嬉しいです。前作の世界観はありつつも、影響力を持つ作品だと思うので今回もイノベーティブに作品が持つ力強さだったり、クリエイター、製作陣、スタッフ、キャストとエネルギーがたくさんあるこのチームで新たな風を吹かせたいなと思っています」とコメント。「ただ、冷静に目標達成を目指しつつもエンターテイメントとして作品に関わっているということを忘れずに、長期間の撮影でみんなで集中して良いものを作りたいなと思います。期待して待っていてください」と視聴者に呼びかけた。
供花村を支配する後藤家の次期当主・後藤恵介を演じた笠松は「また後藤家に帰ることができて、心から幸せです。シーズン1を超えるスケールの作品を皆様にお届けできるよう、安全第一で現場に臨みたいと思います」と意気込み。大悟の妻・阿川有希役の吉岡は、「供花村の闇に飲み込まれそうで飲み込まれない私達強靭な家族の絆を、シーズン2でもお見せ出来ればなと思っています。楽しみに待っていて下さい!」とアピールした。
シーズン1と同じく、監督は片山慎三、脚本は大江崇允が担当する。片山監督は「前回で、明らかになった供花村の秘密が、その呪いが、より深く、より広がっていく様を描いて行けたらと思っております」とスケールアップを予告すると、大江も「ガンニバルは愛に関する物語なのかもしれません。決してホラーやスプラッターではありません。今回はこれにアクションが加わりました」と続ける。
また、原作者の二宮は「あんな終わり方しといて、シーズン2、、もうないんだろうなと思っていた皆様、同感です! 僕ももう諦めておりましたがまさかのシーズン2!!」と歓喜のコメント。「今回漫画にはなかった展開もありそうなのでより一層いち視聴者として楽しみにしております! ガンニバル万歳!!!!」と期待を膨らませた。(編集部・倉本拓弥)