第3回「スター☆オーディション」14歳・佐藤来未登さん&13歳・原田花埜さんがグランプリ
スターダストプロモーションが主催する、第3回「スター☆オーディション」の最終選考会が7日、都内で開催され、1万6,397人の応募者の中から長野県出身の佐藤来未登(さとう らいと・14歳)さんが男性部門のグランプリに、神奈川県出身の原田花埜(はらだ はなの・13歳)さんが女性部門のグランプリに輝いた。この日はプレゼンターとして、同事務所の北川景子も駆けつけた。ライブゲストとして、M!LK、超ときめき宣伝部(「ときめき」の後に「ハート」)も出演して会場を盛り上げた。
本オーディションは、同社が創立40周年を迎えた2019年に「新たなスターの原石が本気でエンターテインメントの世界を目指すとき、初めてチャレンジするコンテスト」としてスタート。俳優・女優・モデル・タレント・歌手・アイドル部門(10歳から22歳対象)に加え、今年からは声優部門(中学1年生から18歳)も新設された。グランプリには、受賞特典として各50万円が贈られる。
男性部門グランプリに輝いた佐藤さんは、受賞を告げられると、壇上で号泣。「グランプリになれると思っていなかったので嬉しいです。まだ実感がわかないです」と声を震わせる。応募の動機については「知り合いから薦められて応募しました」といい、特技のサッカーはプロを目指すほどの腕前だといい、「今日も、大会を休んでここにきました。コーチからも(タレントの方を選ぶことを)理解してもらいました」と明かした。
受賞時の涙についても「北川景子さんから番号を読み上げられて、鳥肌が立って涙が出てしまって……。お母さんが客席で僕より泣いているのが見えました。もらったお金は家族のみんなのために使いたいです」と説明。尊敬する俳優は山崎賢人(「崎」は「たつさき」が正式表記)だといい、「山崎さんを超える俳優になりたいです。アクション映画やラブコメにも出てみたいです」と意気込んだ。
一方の原田さんは「自分がグランプリを獲れるとは思っていなかったです。自信がなかったので。でも、素敵な賞をいただけて本当に嬉しいです」とコメント。応募の動機については「オーディションとかに応募するタイプではなかったけど、今までやったことがないことにチャレンジしてみようって思い、応募しました」と説明する。
さらに「歌なども自分よりうまい子がいっぱいいて、選ばれた時はびっくりしました。泣いたらメイクが崩れると思っていたので、声を震わせながら頑張っていました」と受賞時の心境を述べたが、北川から「プロですね」と声をかけられると照れ笑い。「お母さんも喜んでくれると思います。お父さん、お母さんがいたからこそここまで頑張れたので、まずありがとうと伝えたいです」と述べ、尊敬する女優には永野芽郁の名を挙げ「バラエティーの時とドラマの時で雰囲気が違うのがすごいなって思います」と話していた。
またこの日は、審査員特別賞に稲垣爾音(いながき にのん)さん、畑駿平(はた しゅんぺい)さん、里優愛(さと ゆあ)さん、畠桜子(はた さくらこ)さんの4名が選ばれた。(取材・文:名鹿祥史)