ブギウギ・ゴンベエは何者?「謎多すぎ」ネット注目【ネタバレ注意】
俳優の趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」(総合・月~土、午前8時~ほか)の第9回が12日に放送され、宇野祥平が演じるゴンベエが注目を浴びた。
ヒロインの鈴子(趣里、少女時代:澤井梨丘)が体調を崩した第9回。桃が食べたいと言われ、母のツヤ(水川あさみ)は時期ではない桃を必死に探すが、見つけることはできなかった。そんな時、ゴンベエが「これでよかったら」と一つの桃を差し出し、「どないしたん? これ。どっから持ってきたん!?」と驚くツヤに対し、笑顔で「記憶にございません」と言うゴンベエのシーンがあった。
ゴンベエは、鈴子の父・梅吉(柳葉敏郎)に助けられ、銭湯「はな湯」に住み込みで働く従業員。記憶をなくしていることから、もともと謎の人物ではあったが、今回の放送で「どうやって桃を手に入れたか謎のまま気になって仕方ない!」「謎が多すぎる」「何者?」「ゴンベエさん魔法使い?」「謎だらけのゴンベイさん」「この先ゴンベエさんの素性がわかるのかな」とネットはざわつき、今後の展開に期待する声もあがった。
「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」などのヒット曲で知られる戦後の大スター、笠置シヅ子をモデルにしたオリジナルストーリー。大正から昭和の激動の時代。大阪・香川・東京を舞台に、小さな銭湯の看板娘から“ブギの女王”と呼ばれるスター歌手となっていくヒロイン・花田鈴子が、多くの困難を乗り越えながら人々に勇気と希望を与えていく姿を描く。
脚本は、映画『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立紳と、NHK夜ドラ「あなたのブツが、ここに」の櫻井剛。主題歌は中納良恵(EGO-WRAPPIN')、さかいゆう、趣里の3人が歌唱する「ハッピー☆ブギ」。語りを高瀬耕造アナウンサーが担当する。(清水一)