ブギウギ・子役から趣里へバトンタッチ「違和感ない」とネット驚き
俳優の趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」(総合・月~土、午前8時~ほか)の第10回が13日に放送され、最後のシーンでヒロイン・鈴子は子役の澤井梨丘から趣里へバトンタッチ。ネットでは「違和感が全くない」と話題になっている。
念願だった梅丸少女歌劇団(USK)初の単独公演が開幕し、芸名を福来スズ子と定めた鈴子が同期と共にデビューを果たした第10回。無事にやり遂げ、拍手と歓声を舞台上で浴びる鈴子のシーンから6年がたち、同じく舞台で明るく元気に歌い踊る場面で趣里演じる鈴子が登場した。
ステージ上での自然なバトンタッチに視聴者は感激。「かなり素敵」「最高のバトンタッチ」「ナチュラルに変わって思わず声が出ちゃった」「違和感が全くないスムーズな交代はお見事」と、驚きと絶賛の声があがった。
朝ドラ・109作目の「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」などのヒット曲で知られる戦後の大スター、笠置シヅ子をモデルとしたオリジナル作品。大阪の小さな銭湯の看板娘から“ブギの女王”と呼ばれる大スター歌手となっていくヒロイン・花田鈴子が、多くの困難を乗り越えながら人々に勇気と希望を与えていく姿を描く。
脚本は、映画『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立紳と、NHK夜ドラ「あなたのブツが、ここに」の櫻井剛が担当。16日からは第3週「桃色争議や!」が放送される。(清水一)