生田絵梨花、ディズニー本社が完璧と絶賛 100周年記念『ウィッシュ』劇中歌を生披露
ウォルト・ディズニー・カンパニーの創立100周年記念作品『ウィッシュ』で主人公・アーシャの日本語吹替え声優を担当する生田絵梨花が30日、品川インターシティーで開催された、同作の劇中歌「ウィッシュ~この願い~」お披露目イベントに出席、情緒たっぷりに同曲を歌い上げた。
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本作は、2023年に創立100周年を迎えるウォルト・ディズニー・カンパニーの記念作品。自分にとって最も大切な願いを王様にささげることで、どんな願いもかなうとされるロサス王国を舞台に、王国の秘密を知った17歳の少女アーシャが、悪に立ち向かう姿が描かれる。
小さい頃からディズニーが大好きだったという生田。「ディズニー作品を観たり歌ったりして育ってきました。いつか声優に挑戦できたらというのが夢でした」と語ると、「(オーディションを受けて)決まったときにはとても嬉しかった。夢がかなった瞬間でした」と大興奮したという。
その一方で「ディズニー100周年の記念作品。すごくプレッシャーはあった」という生田だが「レコーディングでモニターを見ながら歌ったり、アフレコをしているうちに、画面の向こうのアーシャと一体化するような感覚になり、そこからリラックスできました」と楽しんでアフレコできるようになったという。
この日は劇中歌である「ウィッシュ~この願い~」を生歌唱。歌う前は「心臓がバクバクして緊張や不安がありました」と正直な胸の内を明かした生田だが「アーシャ自身もそういった葛藤を抱えながらすごしていたと思うと、踏んばることができました。歌いながら歌詞や楽曲に励まされました」と見事に歌い上げた。
すでに生田のアフレコや歌唱を聴いていたというディズニー本社のスタッフから「素晴らしい才能。歌唱の技術も声もバランスも素晴らしく、この曲のなかにあるニュアンスを生田さんがくみ取り、アーシャの感情をよく理解してくれました。完璧です」と絶賛コメントが届くと、生田は「歌う前に聞いていなくてよかった。本当におこがましいぐらい光栄です。わたしもこの曲を歌っていると、自分はこういう声が出るんだとか、こういう気持ちになるんだとか、新しい発見があります。自分自身とても成長することができました」と楽曲との出会いに感謝していた。(磯部正和)
映画『ウィッシュ』は12月15日より全国公開