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ホラーゲーム映画化『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』大ヒットで初登場1位!

全米ボックスオフィス考

映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』が大ヒット!
映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』が大ヒット! - Universal Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 先週末(10月27日~10月29日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、人気ホラーゲームを実写映画化した『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』が興行収入8,000万1,720ドル(約120億円)をたたき出し、初登場1位に輝いた。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル150円計算)

【動画】奴らが動き出す…『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』特報

 基になったのは、アニマトロニクスのマスコットたちによるアトラクションが人気のピザレストランを舞台にしたホラーゲーム。プレイヤーは夜間警備員となり、警備室で防犯カメラの映像を注視しながら、夜になると凶悪化するマスコットたちに殺されぬように彼らの侵入を阻止する。映画版では、『ハンガーゲーム』シリーズのジョシュ・ハッチャーソンが主演を務めた。

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 2,000万ドル(約30億円)という抑えた製作費で、初週から4倍の興収を稼ぎ出す大ヒット。『ハロウィン』(2018)を抜いてホラー映画制作会社ブラムハウス史上最高のオープニング興収を記録したほか、ゲーム原作映画としては世界的大ヒットとなった『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(2023)に次ぎ歴代2位の出足となった。世界興収は1億3,269万7,720ドル(約199億円)となっている。

 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』との類似点は、批評家評価が低い一方で観客の支持率が高いこと。ブラムハウスはこのヒットに「『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』の映画化を辛抱強く待ってくださり、皆さん、本当にありがとうございます。ファンの皆さんのために、正しい映画化にしたかったのです。われわれはそれだけに注力しました」とコメントしている。

 注目すべき点は、『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』は劇場公開と同時に米配信サービスPeacockでも配信されながらこのヒットとなったことだ。知らない者同士が暗闇で共に息をのみ、悲鳴を上げ、笑うといったホラー映画ならではの体験が、劇場に観客を呼び込む際に強い効力を発揮していることがうかがえる。(編集部・市川遥)

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10月27日~10月29日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』
2(1)『テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR
3(2)『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
4(初)『アフター・デス(原題) / After Death』
5(3)『エクソシスト 信じる者
6(4)『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー
7(5・再上映)『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』
8(初)『フリーランス(原題) / Freelance』
9(6)『ソウ10(原題) / Saw X』
10(7)『ザ・クリエイター/創造者

全世界で大人気のホラーゲームが実写映画化!『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』特報 » 動画の詳細
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