『ウォンカ』ティモシー・シャラメ来日!約1時間の神ファンサ、若い世代へ「夢を追いかけてほしい」
映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(12月8日全国公開)主演のティモシー・シャラメが来日し、20日に六本木ヒルズアリーナで行われたマジカル・チョコレート・ナイトに出席。詰めかけたファン1,200人に対して、約1時間にわたり丁寧なファンサービスを行った。イベントには、共演のヒュー・グラント、監督のポール・キング、プロデューサーのデヴィッド・ハイマンとアレクサンドラ・ダービシャーも参加した。
【動画】初来日のティモシー・シャラメ、ファンにハグの神対応!
ロアルド・ダールの児童小説を映画化した『チャーリーとチョコレート工場』に登場する工場長ウィリー・ウォンカ(シャラメ)が、チョコレート工場を作るまでを描き出した本作。ハリウッドでのストライキ終結後、初の大型作品の来日イベントとあって、会場には周辺の見物客も含めておよそ1,200人のファンが集結。会場の外にもファンが集まるなど、会場には熱気が溢れていた。
秋の夜で冷たい風が吹きすさぶ中、キャスト&スタッフ陣を乗せた車が会場に次々と到着すると、会場からはたちまち大きな歓声があがった。主演のティモシーが車から降り立つと、会場のボルテージは最高潮に。そこから、ファンサービスを繰り広げたティモシー。会場では終始、ファンからの「ティモシー」コールや、愛称の「ティミー」コールが鳴り響き、それを聞いたティモシーも笑顔で反応する。写真撮影やサインなどに気さくに応じ、テレビ局などのインタビューなどを含めて、およそ1時間近くにわたって、日本のファンとの交流を図った。
レッドカーペットイベント終了後、ステージに立ったティモシーは「今日はみんなもありがとう! 会場の外にいる後ろのみんなもありがとう! 東京に来られて本当にうれしいよ!」と感謝の思いを語る。18日に到着し、すでに数日滞在している日本について「最高! 大好きです。今度は映画の宣伝じゃなく、プライベートでぜひ訪れたいね!」とすっかり気に入った様子だった。
「夢を追いかけること」という映画のテーマにちなみ、若い世代へのアドバイスを求められたティモシーは「自分はまだアドバイスをするような立場ではないけど、ポール・キング監督がすばらしい脚本を書いてくれた。僕は12歳くらいにジョニー・デップ版の『チャーリーとチョコレート工場』を観て感動したんだけど、もしあの時の自分に、将来ウィリー・ウォンカを演じて、そして東京に来ることになるんだよと言われたら、きっと嘘だと言うと思う。だから皆さんも夢を追いかけてほしい」と呼びかけた。
この日は、ティモシーふんする主人公ウィリー・ウォンカの吹き替えを担当した花村想太(Da-iCE)、ウォンカの相棒となる孤独な少女ヌードル(ケイラ・レーン)の吹き替え声優を務めたセントチヒロ・チッチも来場。二人と堅いハグを交わしたティモシーは、「声優の仕事って本当に大事。ハリウッドではストとかもあったけど、とにかくすばらしい仕事をしてくださって、本当にありがたいなと思ってます」と二人に感謝していた。(取材・文:壬生智裕)