『ミラベルと魔法だらけの家』女芸人・ゆめっちの歌がうますぎる
17日、金曜ロードショーで映画『ミラベルと魔法だらけの家』が本編ノーカットで初放送される。
本作は、魔法にあふれる世界に住む魔法が使えない少女・ミラベルの活躍を描くミュージカル・ファンタジー。大ヒットブロードウェイミュージカル「ハミルトン」や『モアナと伝説の海』などで知られるリン=マヌエル・ミランダが楽曲を手掛け、『ズートピア』のバイロン・ハワードとジャレド・ブッシュが監督を務める。第94回アカデミー賞で長編アニメーション作品賞、作曲賞、歌曲賞の3部門にノミネートされた。
劇中ではヒロインのミラベルが歌う「奇跡を夢みて」、マドリガル家の面々が歌うアンサンブル楽曲「秘密のブルーノ」など、数々のヒット曲が披露される。そんな中、“力(パワー)のギフト”を授かった次女・ルイーサが歌う「増していくプレッシャー」も人気が高い。力持ちであることが誇りであり、自分の存在意義だと思っていたルイーサ。しかし、みんなにその力を頼りにされることが、次第にプレッシャーとなっているという葛藤を歌った曲だ。
日本語吹き替え版でも、オリジナル同様に圧倒的な表現力と歌唱力で歌い上げたのは、女芸人のゆめっち(3時のヒロイン)。「脳内でエンドレス再生される」「この人歌うますぎってエンドロール見たらゆめっちだった」「ゆめっちすごいよ~」など、その歌唱力が注目された。
歌のシーンについて、ゆめっちは「しゃべるように歌うことに気をつけました。それと、プレッシャーを抱えながらも家族を守りたいという力強い想いを意識しました」と明かした。そして「増していくプレッシャー」を歌った後の、「弱くなった」というセリフが「平気! 大丈夫! と言える強さより、つらいと言える弱さを見せた瞬間が好きです」とお気に入りだという。(今井優)
『ミラベルと魔法だらけの家』は11月17日よる9時00分~10時54分※本編ノーカット、初放送