SixTONES松村北斗&上白石萌音、カムカム以来の共演「追随を許さない」互いを絶賛
SixTONESの松村北斗が11日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた主演映画『夜明けのすべて』(2月9日公開)プレミアナイトにW主演を務める上白石萌音と共に出席。松村は、2021年~2022年に放送された連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」以来の共演となった上白石から「松村先生」と呼ばれ照れくさそうにしていた。イベントには光石研、三宅唱監督も登壇した。
“カムカム夫婦”が登壇!『夜明けのすべて』プレミアナイト【フォトギャラリー】
本作は、映画『そして、バトンは渡された』の原作などで知られる瀬尾まいこの小説を、『ケイコ 目を澄ませて』などの三宅唱監督が映画化。月経前症候群に悩まされる藤沢さん(上白石)と、パニック障害を持つ山添くん(松村)が、友達でも恋人でもない不思議な関係性を築きながら支え合う姿を描く。
松村と上白石は、2021年11月から放送された「カムカムエヴリバディ」の「岡山編」で互いに思い合い結ばれる稔と安子を演じ、お茶の間に爽やかな風を吹かせた。本作ではそれ以来の共演となったが、松村が「『カムカムエヴリバディ』のときは、岡山弁を覚えるのが必死で、さして話をしていなかったんです。今回初めて人柄を知った感じでした」と語ると、上白石も「やっとお互い知ることができました」と関係性を深めることができたと証言する。
2度目の共演。それぞれの魅力を聞かれると、松村は「話し出したら時間が足りません」と前置きしながら「瞬発力はもちろんですが、その場に馴染む力がすごい。この作品は街が主人公でもあるのですが、初日のワンシーン目から、その街にいるような佇まいを見せるんです。朝ドラの時も、(大正から昭和という)時代を感じ取って自分に反映されていましたが、そういう部分で(他の)追随を許さない素敵な女優さんです」と上白石を絶賛。
そんな松村からの称賛に上白石は「そうなれたのは、三宅監督をはじめスタッフキャストの方々のおかげです。“松村先生”、“光石先生”の胸をお借りすれば大丈夫と思えました」と感謝を述べる。
松村の魅力について上白石は「松村さんは役にとけ込むのが早い。ワンシーン目からその人としていらっしゃる。普段の松村さんは役とは違うのですが、演じる人物にスッと入る。いつも引っ張っていただいています」と述べると「もう他の追随を許さないです」と松村の言葉を借りて周囲を笑わせていた。
世界的に高い評価を受ける三宅組の現場。上白石は「誰よりも現場を楽しんでいる三宅監督のおかげで嫌な緊張感がまったくなかった」と撮影を振り返ると、松村も「三宅監督は、上下関係なくみんなで現場を作ろうとしている。とてもフラットで自分は端っこにいる人間じゃないんだと思わせてくれる監督でした」と感想を述べていた。(磯部正和)