帝国と戦う銀河のアウトローたち!ザック・スナイダー新作SF『REBEL MOON』キャラクターポスター公開
『300 <スリーハンドレッド>』『マン・オブ・スティール』などのザック・スナイダー監督が手がけたNetflix映画『REBEL MOON - パート1:炎の子』に登場する、アウトロー集団“チーム・レベルズ”のメンバーを捉えたキャラクターポスターが公開された。
【画像】『REBEL MOON』キャラクターポスター(全8種)
黒澤明監督の名作『七人の侍』からインスパイアを受けた本作は、“マザーワールド”と呼ばれる帝国が支配する銀河を舞台に、主人公・コラのもとへ集うチーム・レベルズの戦いを描いた2部作構成のSF巨編。逆境に立たされた人々の物語に惹かれるというスナイダー監督は「寄せ集めの仲間たちが、知略で戦う。このテーマは、私のこれまでの作品すべてに通じていると思います」と語っている。
ポスターには、戦士コラ(ソフィア・ブテラ)を含む8人のアウトローがそれぞれ描かれている。帝国に蹂躙された村人の敵討ちのために立ち上がるコラについて、ブテラは「コラには深く共感できる部分がたくさんあるんです。生まれた故郷を離れ、知らない世界で疎外感を感じながらも新しい人生を始める、というのは彼女の身の上ですが、私が経験したことでもあります。コラが抱く恐怖や、故郷のように感じる場所を守ろうとする気持ちも、どこから来るのかよくわかるんです」と共感できるキャラクターであると明かす。
韓国の人気俳優ペ・ドゥナがふんするのは、復讐心を燃やす二刀流使いネメシス。無表情ながら、その奥には人知れず熱き思いを燃やしているようにも見えるネメシスを、ペ・ドゥナは「口数が少なく、心の内を読むことはできませんが、その本質は人を守ることにあり、心に傷を負いながらも優しさを内に秘めたキャラクターなんです」と説明した。
さらに、謎に満ちたロボット騎士・ジミーには、名優アンソニー・ホプキンスが声を当てる。プログラムに沿って過酷な戦いに参加してきたが、現在は目的を失っている。「アンソニーは、あらゆる世代の現役俳優の中で最も偉大な役者のひとりで、彼が本作に参加してくれたことはこの上ない名誉です」とスナイダー監督は感謝すると、「彼には、ジミーはロボットだけれど豊かな感情を持っているキャラクターだと説明しました。これはジミーの自分探しの物語でもありますが、そういった要素にも興味を持ってもらえるかもしれないと思いました」と続けた。
ほかにも、チーム・レベルズの良心ガンナー(ミヒウ・ハウスマン)、クールな宇宙船パイロット・カイ(チャーリー・ハナム)、巨大な獣も手懐ける元王子・タラク(スタズ・ネア)、荒くれ剣闘士・タイタス将軍(ジャイモン・フンスー)、傭兵軍団のリーダー・ダリアン(レイ・フィッシャー)と個性豊かなキャラクターが集結。冷酷非道な執行官・ノーブル提督(エド・スクライン)に立ち向かう。(編集部・倉本拓弥)
『REBEL MOON:パート1 炎の子』12月22日Netflixで世界独占配信
『REBEL MOON:パート2 傷跡を刻む者』2024年4月19日Netflixで世界独占配信