『キャプテン・アメリカ4』再撮影へ…新たな脚本家を起用
映画『キャプテン・アメリカ』シリーズ第4弾の再撮影に向け、マーベル・スタジオが脚本家のマシュー・オートンを新たに起用したとDeadlineなどが報じた。
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シリーズ第4弾『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(原題) / Captain America: Brave New World』は今年6月に撮影を終えていたが、2024年春から夏あたりで再撮影を行うことになり、新たなシーン執筆のためにオートンが雇われることになったのだという。オートンは、ナチスの戦犯アドルフ・アイヒマンを追跡するイスラエル諜報特務庁の諜報員たちを描いた映画『オペレーション・フィナーレ』などの脚本家。マーベルドラマ「ムーンナイト」にも参加していた。
なお、再撮影はマーベル映画では珍しいことではない。そして今回は、再撮影の時間も十分ある。全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキの影響で『デッドプール』第3弾の撮影が遅れたことから、『デッドプール』第3弾の次に公開されることになっている『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(原題)』の全米公開日も後ろ倒し(2025年2月14日)となったからだ。
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(原題)』が描くのは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でスティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)から盾を託され、続くドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で新たなキャプテン・アメリカに就任したサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)の姿。監督は『クローバーフィールド・パラドックス』『ルース・エドガー』などのジュリアス・オナーで、元の脚本は「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のマルコム・スペルマンとダラン・ムッソンが執筆した。(編集部・市川遥)