佐藤健×長澤まさみ×森七菜『四月になれば彼女は』新キャスト発表 竹野内豊が原作未登場のシングルファザー役
佐藤健、長澤まさみ、森七菜が共演する恋愛映画『四月になれば彼女は』(2024年3月22日全国公開)の新キャストが発表され、仲野太賀、中島歩、河合優実、ともさかりえ、竹野内豊の出演が明らかになった。
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原作は、人気作家・川村元気の同名ベストセラー小説。婚約者との結婚を控えた精神科医の主人公・藤代俊(佐藤)、結婚を直前に控えて謎の失踪を遂げる婚約者・坂本弥生(長澤)、藤代の初恋相手で世界中を旅しながら藤代に手紙を送る・伊予田春(森)の三人の物語が、現在と過去、日本と海外で交錯する。監督は、本作で長編デビュー作となる山田智和。撮影監督に今村圭佑、音楽に小林武史と豪華スタッフが集結した。
2024年放送のNHK連続テレビ小説「虎に翼」にも出演予定の仲野は、藤代が通うバーの店長・タスク役、『サタデー・フィクション』『偶然と想像』など世界が注目する映画に引っ張りだこの中島は、藤代と春の大学時代の写真仲間・ペンタックス役を担当。Netflixシリーズ「First Love 初恋」などで注目された河合は、パチンコ屋の従業員として働く弥生の妹・坂本純を演じる。
さらに、藤代が勤務する大学病院の同僚でシングルマザーの小泉奈々役をともさか、シングルファザーとして春を育ててきた伊予田衛役を竹野内が演じるなど、豪華キャストが脇を固める。
新キャスト5名のコメント全文は以下の通り。(編集部・倉本拓弥)
仲野太賀
山田智和監督とはショートムービーでご一緒して以来親しくさせて頂いていたので、智和さんの長編デビュー作に参加できてとても嬉しく思います。素敵なキャスト、スタッフに囲まれながら過ごした撮影はあっという間に終わってしまい、現場から帰るのがとても名残惜しかったです。春の訪れとともに、この美しい日本映画が公開される事が楽しみでなりません。是非、劇場にお越しください。
中島歩
美しい物語、美しい俳優、美しいロケーション、美しい撮影。そこへ美しいとは言い難い未熟な人間が浮き出てくる。 愛する人と末永く生きるため、今日も努力と思考を続ける私たちの現在地が描かれていると思います。 そんな作品に関われて光栄です。
河合優実
山田智和監督ご自身の長編デビューという大切な機会で、信頼を寄せて役を任せて頂いたことは、いち俳優としてとても嬉しいことです。的確にねらいを持って、ともに空気をつくろうと、掴もうとして下さった事に、共闘してくれる監督だと感じ、少ないシーンながらも現場で充実した時間を過ごしました。藤代と弥生の人生に少しでも奥行きや豊かさをもたらす存在になれたらと参加させていただきました。作品が多くの人に届き、胸の中に残っていくことを願っています。
ともさかりえ
現場での佐藤さんの佇まいや、纏う空気に、救われるような気持ちでした。そして、真摯に作品と向き合う山田監督の演出に背筋が伸びました。ほんの少しの参加でしたが、豊かなものをいただいたなと感謝しています。みなさまにも、ぜひ劇場で味わっていただけますように。
竹野内豊
今回私が頂いた役柄は、原作では唯一登場することのない人物であったため、演じることに少々戸惑いはありましたが、以前、山田監督のオリジナル・ショートフィルム 『Somewhere In The Snow』を拝見した際に、美しい映像の中に紡がれた台詞の一言一言に心が込められており、監督の感情がそのまま生きているような、とても素敵な作品でしたので、ぜひ参加させていただきたいと思いました。山田監督の初の長編作、私も公開を楽しみにしております。