櫻坂46藤吉夏鈴、NHK「作りたい女と食べたい女」で会食恐怖症の“食べたくない女”役 追加キャスト発表
ゆざきさかおみによる人気漫画をドラマ化したNHK夜ドラ枠「作りたい女と食べたい女」のシーズン2に登場する追加キャストとして、アイドルグループ・櫻坂46の藤吉夏鈴と、俳優・ともさかりえの出演が決定した。前作に引き続き、森田望智も出演する。
実写ドラマ「作りたい女と食べたい女」野本さんと春日さん【画像】
本作は、少食だが料理を作るのが大好きな野本ユキ(比嘉愛未)と、食べることが好きな春日十々子(西野恵未)の日常と交流を描いた作品。続編では、自らの恋心に向き合う“作りたい女”の「野本さん」と、その恋の相手である“食べたい女”「春日さん」に加え、2人を支える女性たちが登場。来年1月9日から、まずは昨年放送した第1話から第10話を。そして、1月29日からシーズン2にあたる第11話から全20話を放送する。
今年、櫻坂46で表題曲センターを務め、「第74回NHK紅白歌合戦」にも出場予定の藤吉が演じるのは、2人と同じマンションに引っ越してくる「南雲さん」役。少食で、かつ人前で食事をすることができない「会食恐怖症」の“食べたくない女”を演じる。
制作統括の大塚安希は、ミュージックビデオで藤吉を見た時を振り返りながら「『なんだこの存在は…』と心が釘付けにされたその感覚は、南雲さんとして存在している時も健在です。おそらく人の心を沼らせる星に生まれたんだと思います。ある悩みを抱える南雲さん役ですが、今までに見たことのない藤吉さんから目が離せなくなること間違いなしです」と絶賛している。
また、ともさかは、野本さんがSNSで知り合うレズビアンの女性「矢子さん」役で出演。食べることは好きだけれど料理はしたくない“作りたくない女”を演じており、大塚は「台詞を聞いた瞬間、矢子さんのもつ力強さや明るさ、歩んできた年月を内包してくださっている気がしました。一つ一つの台詞やお芝居の説得力の高さには脱帽で、原作の中にいた『矢子さんに会えた』感覚です」と称賛のコメント。
さらに森田は、ドラマオリジナルキャラクターである、野本さんの職場の同僚「佐山さん」役を続投。大塚は「前作も本当に難しい距離感や台詞が多くあったと思います。ただ、森田さんはその難しさを微塵も感じさせないくらい、絶妙な役作りの上で現場に臨んでくださいました。まさに『森田さんにしか成し得ない技』。続編も信頼感しかありません」と信頼を寄せる。
シーズン2に突入するドラマは、彼女たちが心を通わせ、ときに支え合い、ときに料理を囲んで楽しい時間を過ごしながら、それぞれが抱える悩みや生きづらさと向き合っていく。
藤吉夏鈴、ともさかりえ、森田望智のコメントは以下の通り。(編集部・入倉功一)
藤吉夏鈴(南雲世奈役)
南雲世奈役を演じさせていただきます。
藤吉夏鈴です。
こうして新たな環境で挑戦させていただけること嬉しく思っております。
暖かな空気を纏いながらも、人の気持ちの奥の部分まで描かれている作品になっています。見てくださると嬉しく思います。
精一杯頑張ります。
よろしくお願いいたします。
ともさかりえ(矢子可菜芽役)
優しくて、思いやり溢れる作品だなと思います。そして、とっても美味しそう!
矢子さんは、演じながら私自身が励まされ勇気をもらえるような、そんなキャラクターです。素敵な共演者のみなさんと、「つくたべ」の世界に浸り、存分に味わえますように。そんな時間を視聴者のみなさまにも楽しんでもらえたら幸いです。
森田望智(佐山千春役)
大好きな『つくたべ』おかえりなさい!!
佐山さんとして、野本さんと春日さんお二人の姿をまた拝見できるのかと思うと、ほっこりが止まりません。
脚本を開くと、温かく優しく、時に現実にぶつかりながら、自分のペースで今この現代を歩んでいく人たちの足跡を沢山発見します。
何も言わずにそっと側にいてくれるような、この温もりある作品が多くの方に届きますように。
そして、佐山さんの環境も少し変化がありますのでそちらもお楽しみに!
夜ドラ 「作りたい女と食べたい女」
<シーズン1(再放送)>
2024年1月9日(火)スタート(総合)月~木 夜 10:45~11:00(全10話)
<シーズン2>
2024年1月29日(月)スタート(総合)月~木 夜 10:45~11:00(全20話)