玉木宏「ブラジリアン柔術で強くなりたい」 2024年に革命を起こしたいこと
俳優の玉木宏が9日、1月12日よりスタートとなる主演ドラマ「ジャンヌの裁き」(テレビ東京系で毎週金曜夜8時~※初回は15分拡大)の会見に出席し、2024年に「革命を起こしたいこと」について語った。会見には共演の桜井ユキ、音尾琢真、優香、高岡早紀、田中直紀(ココリコ)も登壇した。
本作は、圧倒的強者である検察に、一般人の寄せ集めの検察審査会メンバーが立ち向かい、事件に隠された巨悪に迫っていく姿を描いた痛快エンタメ司法ドラマ。玉木のテレ東ドラマへの出演は、主演を務めた「スパイラル~町工場の奇跡~」(2019)以来およそ5年ぶりとなる。
玉木が演じるのは、人気少女漫画家“さんぷう・みなみ”として活躍し、2人の子を育てるシングルファザー・越前剛太郎。やや優柔不断ながら心優しい剛太郎に玉木は「共感できないところがない。こうなれたらいいなと思える男性」と語りつつも「しいて言うなら、剛太郎は自分のことなのに決められない臆病さがあります。僕は即断即決なので」と自分とは違う点にも触れる。
玉木は、そんな剛太郎が、ストーリーが進むにつれて決断していく姿に変化していく過程を見どころにあげると「検察審査会に焦点を置いて描くドラマは珍しい。司法ドラマというくくりではありますが、素人が司法に携わっていくという意味で、視聴者と同じ立場のキャラクターたちなので、入っていきやすい。起訴するのか、不起訴にするのか、その揺れも楽しんでいただければ」と物語の特徴を述べていた。
会見では、ジャンヌ・ダルクが革命を起こしたかのように巨悪に立ち向かっていく姿を描いたドラマにちなみ「今年革命を起こしたいこと」というお題のトークが展開し、玉木は「ブラジリアン柔術をもっとやって強くなりたい」と発言。
玉木は、昨年9月に行われたブラジリアン柔術の世界大会「ワールドマスター2023」に出場し1回戦を突破したことが報道されており、「お仕事を頑張るのは当たり前なのですが、プライベートで(ブラジリアン柔術に)夢中になっているので」と照れくさそうに語っていた。(磯部正和)