津田健次郎『マイホームヒーロー』狂気のラスボス役に決定!クセ強めオファーに「やって良いんですか!」
「ヤングマガジン」連載の人気漫画を佐々木蔵之介主演で実写化する『映画 マイホームヒーロー』の新キャストが発表され、声優としても活躍する津田健次郎が狂気をはらんだラスボス役に挑戦するほか、宮世琉弥、立川談春、板倉俊之(インパルス)、大東駿介、西垣匠、金子隼也らが出演することが明らかになった。
「マイホームヒーロー」は、どこにでもいる普通の父親が、娘のDV彼氏を殺害してしまったことから、殺した相手が所属する半グレ組織を相手に、命がけの騙し合いを繰り広げることになるサスペンス。佐々木が娘の彼氏を殺してしまう主人公・鳥栖哲雄を演じ、鳥栖家の一人娘・零花役で齋藤飛鳥、哲雄の妻・歌仙役で木村多江、半グレ集団のリーダー格・間島恭一役で高橋恭平(なにわ男子)が出演。映画はドラマから7年後を舞台に、完結編となる物語が描かれる。
津田が演じるのは、半グレ組織・間野会のトップ、志野寛治。ドラマシリーズで哲雄が殺してしまった零花の彼氏・麻取延人と共に消えた10億円を狙い、音尾琢真が演じる最強の殺し屋・窪と共に、哲雄を容赦なくどこまでも追い詰める。
これまで数々の悪役の声を担当してきた津田は、実写作品でのラスボスオファーに「すごく嬉しかった」とコメント。「事前に監督との打ち合わせがあって、台本を読んで色々用意してきた中で『ちょっと癖を強くしたい』というリクエストをいただいたんですが、それがめちゃめちゃ嬉しくて、『あっ、やって良いんですか!(笑)』とワクワクしました。そこからとにかく癖が強くてインパクトがあるキャラクターにしていくために、人とのリズムや、喋り方、立ち振る舞い一つ一つに癖を持たせることで、全体の癖を強くできればと思いながら、志野というキャラクターを作り上げていきました」と語っている。
また、哲雄の秘密を知る謎の青年・大沢隼人を演じる宮世は「座長の佐々木蔵之介さんの背中がとても大きく、同じ空間に居るだけでも、吸収させていただくものが多く、本当に全てを勉強させて頂きました」と撮影を振り返り「撮影を重ねていく中でも自分の引き出しが広がる現場だったので、この現場で得たものを今後の作品に活かして、いつか成長した姿で『マイホームヒーロー』のスタッフの皆さん、そして佐々木蔵之介さんや共演者の方々とまたご一緒させて頂けるように頑張ります」と語っている。
そのほか、談春が警視庁組織犯罪対策部の警部補・安元浩司、板倉が警視庁捜査一課刑事で零花の上司・戸島役、大東が安元の部下・薬師寺役、西垣が零花と同期の刑事・榎木役、金子が哲雄が勤める会社の部下・南田役で出演。また主題歌は、シンガーソングライターのEveが書き下ろす「インソムニア」に決定した。(編集部・入倉功一)