『ゴールデンカムイ』アシリパのアチャ役は井浦新!「まさかのっ?!」
俳優の井浦新が、野田サトルの漫画を山崎賢人(※崎は「たつさき」)主演で実写化する映画『ゴールデンカムイ』(1月19日公開)に出演していることが12日、明らかになった。演じるのは、アイヌの少女・アシリパ(山田杏奈※リは小文字)のアチャ(父)。顔に十字の傷が刻まれたビジュアルも公開された。
累計発行部数2,700万部を突破する人気漫画に基づく本作。日露戦争終結直後の北海道を舞台に、“不死身の杉元”と呼ばれる元陸軍兵の杉元(山崎)とアイヌの少女・アシリパが、莫大な埋蔵金を巡って軍人や脱獄犯たちと争奪戦を繰り広げる。
現在放送中のドラマ「おっさんずラブ」5年ぶりの続編「おっさんずラブ-リターンズ-」の新キャラクターや、大河ドラマ12年ぶりの出演となる「光る君へ」の藤原道隆役も話題の井浦。アチャとはアイヌ語で「父」を意味し、アシリパが杉元と共に金塊探しの旅に出るきっかけとなる人物。愛娘が大自然で生き抜くための狩猟の技術やアイヌの知恵を教えるが、金塊を奪った男に殺されてしまったことで、アシリパがその死の真相を知るために金塊探しの旅に出ることになる。
公開されたビジュアルは原作通り髭をたくわえ、顔に大きな十字の傷が刻まれている。井浦は出演にあたり、以下のようにコメントを寄せている。
「ゴールデンカムイが実写化されると聞き、原作ファンとしてはどんな役でも良いから参加させていただきたいと願っていました。そして願いが叶い決まった役がまさかのっ?!だったので大変光栄でした。この作品に参加されている二風谷のアイヌ工芸でご尽力下さった皆さんとは友人でもあり、撮影現場で逢えたのは大きな喜びでした。アイヌの仲間たちと大好きなゴールデンカムイの実写化を作ることができて、記憶に残る大切な作品となりました。 物語や芝居はもちろん、衣装やメイク、道具や美術など、徹底的にこだわっています。ぜひ細部まで深く深くお楽しみ下さい」
キャストでは山崎、山田のほか眞栄田郷敦、矢本悠馬、玉木宏、舘ひろしら豪華な顔ぶれが集結。制作プロダクションは実写映画『キングダム』シリーズを手掛けるCREDEUS。監督はドラマ・映画『HiGH&LOW』シリーズで迫力の肉弾戦バトルアクションの演出を見せた久保茂昭。脚本と音楽は『キングダム』シリーズの黒岩勉とやまだ豊。北海道、山形、長野など大自然が残る日本各地でロケ撮影を敢行した。(編集部・石井百合子)