3時のヒロイン・福田麻貴「バラしになるのでは」 初主演ドラマに戦々恐々
お笑いトリオ・3時のヒロインの福田麻貴が14日、湾岸スタジオで行われたフジテレビ系ドラマ「婚活1000本ノック」(1月17日スタート、毎週水曜22時~22時54分※初回15分拡大)制作発表会見に出席し、初の主演ドラマの放送が近づいてきたことに「恐れ多くて不安な気持ち」と胸の内を明かしていた。会見には共演の八木勇征(FANTASTICS)、関水渚、野村周平、白河れいも参加した。
本作は“女子会”や“婚活”といった女性目線の作品を世に送り出している南綾子の同名小説を実写化。33歳、独身の売れない小説家・綾子(福田)が、かつて「クソ男・オブ・ザ・イヤー」の栄冠を与えた山田クソ男(お)の幽霊(八木)とバディを組んで婚活に励む。
これまでも日曜劇場「危険なビーナス」(2020・TBS)や「いいね!光源氏くん」(2020・NHK)などドラマ出演の経験があった福田だが、本作では主演。福田は「初主演というよりは、最初で最後のことだと思います」と神妙な面持ちで語ると「人生でこんなことがあるんですね。ドッキリでどこかでバラしになると思っていたら、こうして制作発表会見にまでこぎつけてしまいました」と照れ笑い。福田は「一番は恐れ多くて不安な気持ち」と正直な胸の内を明かしつつ「でも第1話を観て『これは面白いな』と思えました」と自信をのぞかせる。
普段はお笑い芸人として活躍している福田だが、今回は主演女優としてイベントや番組に出演する。福田は「わたしよりも周りが一番違和感を持っていると思う」と語ると「『主演として……』など取材を受けると、どこかイジられているような感じがします」と、こそばゆい様子。
演じる綾子は「全女性の平均というかちょっと下の感じ」だと言い、「最初はすべてにおいてあきらめムードなのですが、婚活をすると決めてからは全力で立ち向かう姿を見てほしい」とアピール。
いよいよ放送スタートが近づいてきた。福田は「婚活を生々しくもポップに描いています」と見どころをあげると「大変なことも笑い飛ばせるような仕上がりになっています。恋愛あるあるも盛り込まれており、笑って共感してもらえる作品になっていると思います」と期待をあおっていた。(磯部正和)