「光る君へ」の秋山竜次、初大河で光る存在感
吉高由里子が主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)の第2回(1/14放送)に、大河初出演となる秋山竜次が登場し、その存在感あるキャラクターが話題を呼んでいる。
本作は、千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書きあげた紫式部を主人公に、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を描いた物語。大石静が脚本を手掛け、吉高が紫式部にふんするほか、柄本佑、岸谷五朗らが名を連ねる。
秋山がふんするのは、藤原小野宮流の当主・藤原実資(ふじわらのさねすけ)。有職故実(政治や儀式のしきたり)に詳しく学識があり、正義と筋道を重んじと同時に、プライドが高い頑固者という役どころだ。キャスト発表時、秋山は「僕に実資さんが務まるのか心配ですが一生懸命やらせていただきます。コントキャラみたいになっちゃわないか心配ですが……」とコメントを寄せていた。
秋山の出演にかんして、SNS上には「色が黒すぎ」「コントかと思った」などの反響もあったが、それよりも「ハマり役かも」「違和感のない風格!!」「そのまま日本画から出てきたような感じ」など好意的な反応が多く寄せられ、早くも人気キャラクターの一人となった。(今井優)