映画『ゴールデンカムイ』に絶賛の嵐
山崎賢人(崎=たつさき)が主演を務める映画『ゴールデンカムイ』(公開中)が、公開初週の映画ランキング(興行通信社調べ)で首位を獲得する大ヒットスタートを切った。SNSなどでは、キャストやキャラクターの再現度、作品の完成度の高さなどが絶賛されている。
野田サトルの同名漫画を実写化した『ゴールデンカムイ』は、明治末期の北海道を舞台に、莫大なアイヌの金塊をめぐる三つ巴の争奪戦を描くサバイバル・アクション。「不死身の杉元」と呼ばれる主人公・杉元佐一役の山崎をはじめ、山田杏奈(アシリパ役 ※リ=小文字)、矢本悠馬(白石由竹役)、眞栄田郷敦(尾形百之助役)、工藤阿須加(月島基役)、柳俊太郎(柳=木へんに夘、二階堂浩平/洋平役)、玉木宏(鶴見篤四郎役)、舘ひろし(土方歳三役)らが人気原作の実写化に挑んだ。
1月19日に公開され、週末の観客動員ランキングでは1位を獲得。公開から3日間で観客動員数35万人、興行収入5.3億円を突破する大ヒットスタートを切った。壮大かつ独特な世界観から「実写化は不可能」と思われていた本作だったが、蓋を開けてみれば原作ファンも含めて好評が相次いだ。
特に、それぞれ個性的なキャラクターに対するキャストの見事なハマり具合や、熊の怖さを実感するほどリアルなCG描写にしびれる人も多く「再現度が素晴らしい」「二次元から飛び出してきすぎ」「CGに違和感ない」「物語に没頭できた」と大満足。極寒の北海道で川に落ちたり、馬ぞりから落ちて引きずられるシーンなど、山崎らキャストが体を張って自ら行ったアクションも話題となっており、総じて「完璧に近い実写化」「見事な成功作」「完全に金カム」と賛辞が贈られ、早くも続編を望む声が上がっている。(清水一)