新戦隊「ブンブンジャー」キャスト発表!ブンレッドは井内悠陽
スーパー戦隊シリーズ第48作「爆上戦隊ブンブンジャー」(テレビ朝日系・3月3日スタート)の主要キャスト5名が、18日配信の制作発表会見にて発表された。主人公ブンレッド/範道大也(はんどう・たいや)を演じるのは、2004年生まれの19歳・井内悠陽(いうち・はるひ)。ブンブルー/鳴田射士郎(めいた・いしろう)役を葉山侑樹(はやま・ゆうき)、ブンピンク/志布戸未来(しふと・みら)役を鈴木美羽(すずき・みう)、ブンブラック/阿久瀬錠(あくせ・じょう)役を齋藤璃佑(さいとう・りゅう)、ブンオレンジ/振騎玄蕃(ぶれき・げんば)役を相馬理(そうま・さとる)が務める。
「爆上戦隊ブンブンジャー」は、「クルマ×つくる」をテーマに掲げ、タイヤやスピードメーターをイメージしたレーシングスーツに身を包んだヒーローが、さまざまな星を襲う大宇宙侵略大走団「ハシリヤン」と戦う物語。脚本は「ポケットモンスター」「イナズマイレブン」シリーズなどの冨岡淳広、演出は「機界戦隊ゼンカイジャー」などの中澤祥次郎が担当する。
主演の井内は、ブンレッド/範道大也という役について「開発と発明の天才。車が大好きで届け屋という仕事をしていて、悲鳴を聞くとじっとしていられない誰よりも熱い心を持っている人物。でもその熱い思いを内に秘めているタイプで、そこが魅力」と説明する。
しかし井内は、熱い思いを内に秘める演技が「とても難しい」と言うと「唯一見えているのが目だと思うので、目の奥に宿した思いをしっかり表現できるように頑張ります」と意気込みを語った。
スーパー戦隊のレッドという大役を担う井内。マネージャーから事務所に別件があるから……と呼ばれて赴いた時、「実は……」とサプライズで合格の知らせを聞いたという。井内は「頭のなかが真っ白になって咄嗟に反応できませんでした」と苦笑いを浮かべると「衝撃的なことが起きたとき、よく『夢かと思った……』みたいに話される人がいますが、そんな思いすらわかないほどなにもリアクションができず……」と振り返る。
芸能界に入ってまだ日が浅いという井内が勝ち取った役柄。家族に報告したというと「僕以上に喜んでくれて、お母さんは泣いていました」と感動エピソードを披露。改めて家族に「ありがとうございました」と感謝を述べた。
これから1年、ブンブンジャーとして駆け抜けていく井内。「これまでたくさんの人たちがつないできてくれたシリーズ。僕たちも1年間全力でエネルギーもパワーも爆上げで、観ている人たちが元気に楽しんでもらえるように頑張るので応援よろしくお願いいたします」と抱負を語っていた。(磯部正和)