『アナザーラウンド』ハリウッドリメイク版、クリス・ロックが監督
マッツ・ミケルセン主演のデンマーク映画『アナザーラウンド』のハリウッドリメイク版で、コメディアンのクリス・ロックが監督を務めることになった。Deadlineが報じた。
【画像】アカデミー賞ではウィル・スミスにビンタされたクリス・ロック
『アナザーラウンド』は、血中アルコール濃度は0.05%ほどあった方が仕事の効率が上がるという理論を検証すべく、勤務中に酒を飲みはじめた高校教師4人組の姿を追ったドラマ。『偽りなき者』のトマス・ヴィンターベアとマッツが監督と主演で再びタッグを組み、第93回アカデミー賞国際長編映画賞に輝いた作品だ。
ハリウッドリメイク権に関してはレオナルド・ディカプリオの制作会社アッピアン・ウェイがすぐに押さえており、ディカプリオはプロデューサーを務める。コメディアンとして知られるロックだが、過去には『トップ・ファイブ』『セックス・アンド・ザ・バディ』『ヒップホップ・プレジデント』などで監督を務めているほか、最近ではマーティン・ルーサー・キング・ジュニアを描くユニバーサルの新作の監督にも決定。監督として話題作が続くことになる。(編集部・市川遥)