「ウォーキング・デッド」新スピンオフ、リックの衝撃ラスト裏側 なぜ初回で描いたのか【ネタバレ】
海外ドラマ「ウォーキング・デッド」の人気キャラクター・リック&ミショーンが主人公のスピンオフ「ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ」第1話で描かれた衝撃のラストについて、ミショーン役のダナイ・グリラと製作総指揮のスコット・M・ギンプルが Entertainment Weekly に語った。(以下、第1話のネタバレを含みます)
【画像】いちゃつく「ウォーキング・デッド」リック&ダリル!最新2ショット
「ウォーキング・デッド」シーズン9第5話で謎のヘリコプターに連れ去られたリック(アンドリュー・リンカーン)と、彼を探すため仲間のコミュニティーを離れたミショーン(ダナイ)のその後を描く本作。第1話「橋の事件から5年後」では、世界最強の軍隊と称されるCRM(市民共同体軍)に入隊したリックの、空白のエピソードがつづられた。
配信前からファンの間で注目されていたのは、全6話の中でリックとミショーンがいつ、どのようにして出会うのか。そして、二人の再会は第1話のラストでいきなり訪れた。任務に向かうリックとCRMの兵士たちが、何者かの襲撃に遭い、彼らを乗せたヘリコプターは墜落してしまう。生き残った兵士たちは、日本刀使いの襲撃者に殺害され、リックもヘルメットを脱がされてしまう。しかし、襲撃者はリックの顔を見た瞬間に動揺し、自らもマスクを外す。その正体は、リックを探し続けていたミショーンだった。
衝撃のラストシーンについて、ダナイは「道理にかなっている」とコメント。「なぜなら、ドラマの本題に突入できるからです。時が経って変わった二人が再会した時、何が起きるのか? 二人の間にあるCRMの壁や妨害とは? それをどうやって乗り越えるのか? その結果どうなるのか? これらは、二人が出会わない限り描けないテーマです」と再会は物語の入り口にすぎないと語った。
ついに再会を果たしたリックとミショーン。制作総指揮のスコットは「彼らは全くの別人です」と説明し、「彼らは視聴者が最後に観た二人とは全くの別人になっています。本来あるべき二人とは、全く変わってしまったのです」と次回以降で描かれる関係性についてヒントを明かしている。(編集部・倉本拓弥)
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