佐竹桃華、感極まり声震わせる…2年越しで『私ときどきレッサーパンダ』が劇場公開!
佐竹桃華が15日、都内で行われたディズニー&ピクサー映画『私ときどきレッサーパンダ』初日舞台挨拶に、Da-iCE(工藤大輝、岩岡徹、大野雄大、花村想太、和田颯)と登壇した。本作はコロナ禍で劇場未公開になっていたことから、佐竹は2年越しの劇場公開に感激で声を震わせた。
感情が高ぶるとレッサーパンダに変身してしまうようになった女の子・メイが、本当の自分を見つける姿を描いた本作。ディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開)の公開を記念して、劇場未公開だった本作を含む、『あの夏のルカ』『ソウルフル・ワールド』の3作品が3月15日より2週間ごとに劇場公開される。
メイの日本版ボイスキャストを務めた佐竹は「2年越しに劇場公開ができるなんて思ってもいなかったので、本当にうれしいです。2年前に感じた悔しさや悲しみが一気に吹っ飛んで、すべてが報われたような感覚です。喜びとうれしさと安心で感情が高ぶっています」と声を震わせる。
日本版エンドソングと劇中の5人組ボーイズグループ「4★TOWN」のボイスキャストを担当したDa-iCEは、口々に舞台袖で「大丈夫だよ」「僕たちがいるから安心して」と佐竹の緊張をほぐしていたと主張するが、当の佐竹は「ウソです。『大作だから大変だよね』『主役だもんね』とプレッシャーをかけられてしまって」と暴露。しかし、会場は笑いに包まれており、結果的に緊張が解けた佐竹は「こうやって助けていただいて感謝しています。ありがとうございます」と頭を下げた。
作品にちなみ、「私ときどき○○」というお題を与えられた佐竹は「私ときどきプリンセス」と答え、「楽しくなったり、うれしくなったり、酔っぱらったりすると、大きな声でしゃべったり、歌ったり、踊りながら家に帰るクセがあります。この世界は自分が主役だー! という感覚になりがち」とはにかみ。岩岡は「私ときどきインソムニア。感情が高ぶると寝れなくなるんですよ」と回答。メンバーから「不眠症」ではなく英語を使っていることを指摘されると、岩岡は「こういうところウザイよ、俺」と自己申告して観客の笑いを誘った。
『インサイド・ヘッド2』にちなんだ感情にまつわるトーク企画では、「黄=喜び」を選んだ花村がハーレーダビッドソンの愛好家であることを打ち明け、新作が4台並んだ展示会を訪れた際、「みんな20~30分見て帰られるんですが、1時間半いました」と満面の笑み。「緑=ムカムカ」を選んだ工藤は「僕ら仲いい体(てい)で楽屋が一緒」と話すと、「颯と徹と僕の時は静かでいい環境。ずっとこの環境でいたいんですけど、イレギュラー二人(大野、花村)が入ってきた途端にすっごくうるさくなるんですね。『今日はこんなことあったでー』とか、ノイズが起きるので慢性的にムカムカしています。何とかギリギリのバランスでやっています」とぶっちゃけ。ギリギリトークで会場を沸かせた。(錦怜那)
映画『私ときどきレッサーパンダ』は公開中