町田啓太、吉高由里子から「嫌いになる方法を教えてほしい」と褒め殺し!
町田啓太が18日、NHKホールで行われた大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)のファンミーティングに出席。主演を務めるまひろ(紫式部)役の吉高由里子から「本当に顔も心もキレイなので、嫌いになる方法を教えてください」とべた褒めされ、困ったような表情を浮かべていた。イベントには、藤原道長役の柄本佑、ききょう(清少納言)役のファーストサマーウイカも出席した。
本作は、平安中期に1,000年を超えるベストセラーとなった「源氏物語」を生み出した紫式部の生涯を描いた、第63作目となる大河ドラマ。町田が演じるのは、藤原道長(柄本佑)と同い年で、友情を育みながらも出世争いで関係性が変化していく藤原公任を演じる。音曲、漢詩、和歌など文化面に秀でている。
自身が演じる公任について町田は「存じ上げていなかった人物なので、いろいろ調べながらやっているのですが、本当に何でもできる人物なので、どうしたらいいのか」と役へのアプローチ方法に悩んでいたことを明かすと「でもはっきり物事を言って、ちょっと口が過ぎる部分もある」と人間味あふれるところに触れ「(脚本家の)大石(静)先生の描く公任をしっかり演じようと思っています」といまは迷いなく演じているという。
また公任が被る烏帽子について、183センチの高身長を持つ町田は「僕は身長が高い方なのですが、(烏帽子を)被ると3メートルぐらいになるんです」と笑うと「今回の共演者の方は皆さん背が高く、当時の建物ってあまり天井が高くないので結構中腰で歩いているんです」と秘話を紹介。
また、道長や公任たちが打毬(だきゅう)を行うシーンが大きな話題になったが、柄本は「僕は一昨年の10月ぐらいに乗馬の練習を始めて、そこから少しずついろいろ重ねていったのですが、町田くんはあの撮影の日『初めて馬が走った』って言っていて……。練習しないであのシーンできたんですよね」と裏話を披露する。
町田は「僕も乗馬の練習はしていたのですが、僕が乗っても馬が走らないんですよ」となぜか町田が乗っても馬は歩くだけだったことを明かし、「走らないで打毬をやるのかなと思って現場に行ったら、皆さんの馬がすごく走っているので……。でも僕よりもずっと大先輩のお馬さんだったので、ちゃんとやってくれたんです」と馬に感謝。柄本は「それにしても……」と町田の才能に驚いたというと、吉高も「失敗しない男だね」と笑う。
さらに吉高は「本当に格好いいし、優しい。顔も心もキレイなので、嫌いになる方法を教えてほしいぐらい」と町田に賛辞を送ると、町田は困ったような表情を見せ「でも大概、僕ポンコツなんですよ」とつぶやき、会場をざわつかせていた。
またファンから「長い撮影期間中、リフレッシュするためにしていることは?」という質問に柄本が「ボクシング」と回答すると、町田も「僕も佑くんに連れて行ってもらって、ボクシングを始めたんです」と続き、「でも佑くんはレベチ(レベル違い)にすごい。鋼です」と柄本を称賛。ウイカが町田に「(打毬後に)脱ぐシーンがありましたけれど、あれもパンプアップしていたのですか?」と質問すると、町田は「あのときはまだ僕はやっていませんでした」と答え、ウイカは「あれで……。じゃあ今はもっとすごいんですか?」と町田の肉体に食いついて会場を笑わせていた。
この日のファンミーティングは、応募総数11,933件で、約8倍という狭き門のなかファン2,438人が詰めかけた。ファンミーティングは4月7日、午後5時30分よりNHK総合で放送される(NHKプラスで同時・見逃し配信予定)。(磯部正和)